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Channel: 東京アイランド
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日本一の秘境、アオガシマを満喫中~!

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 選ばれし者だけが上陸可能!日本一の秘境「青ヶ島」に友人が出かけることになり、まるで自分が青ヶ島を旅行を計画しているように台風が出たときから、かなり悶々していました。早く台風は過ぎ去り、無事に牛祭りは開催できる!!船は9日まで欠航。10日は就航できるといった、虫がいい予想ばかり書き綴っておりましたが、まさしく、的中!!ビンゴー!!ですっ!!2年前も、沖縄近海で台風発生。ずっと欠航続きで私が行く日は虫がいいように「○ 就航」と予想し、ネットで公開。もしかしたら欠航になるかも知れないとずっと不安だった「たちばな丸」船内で一晩を過ごし、翌朝「就航決定」。クサヤーまんも一緒だったけど、彼は八丈島で数日間も足止めを食らったそうだな。
 10日の「たちばな丸」は、20分遅れの9時10分に底土港入港。乗り継ぎ時間は20分しかなく、旅客はすぐ隣の船に乗りかえられますが・・・コンテナの積み替え時間は間に合わない。そのため、東京から25分遅れで入港した8月6日と同じく、コンテナなしで青ヶ島へ。毎日のように船が来てくれれば、会場内の屋台めぐりができるほど、美味しいもの勢ぞろいだけど、今回の牛祭りは食料不足が懸念されています。

 お友達から送られてきた夕景。今日は残念、雲がかかっていました。

 会場内での夕食はどのお店も売り切れになるかも知れない??と心配して、青ヶ島のお友達がご自宅にあるお魚の盛り合わせで島ずしを届けてくださいました。友人の分まで気にかけていただき、ありがとうございますっ!!「青ヶ島で1番真っ黒なものでーす!」とごはんを作るお友達からメッセージが入ってきたときは、マグロの醤油漬け?それを御飯に乗っける鉄火丼かな?想像していたら、ごはん美味しかったよ~!と友人から写メ着信!!青ヶ島らしく酢飯も大きくって、お魚の身も厚い。食料不足のさなか、お腹がいっぱいになるような、ごはんのお差し入れ、ありがとうございます。なんだか、私も嬉しくなってしまいました。これで友人も青ヶ島がお気に入りになり、私みたいにリピーターになれますように・・・。

 牛祭りが行われるようになったのは戦後の1950(昭和25)年。当時は自動車もなく運搬はもっぱら牛さんに頼っていましたので、牛さんを感謝しつつ、毎年、開催されていました。ところが・・・昭和42年頃だったかな、電気やテレビなど文明の利器が内地より遅れて相次いで導入。ほかに楽しみがあるからと・・・という理由で牛祭りはいつの間にかに消滅。記念すべき1977(昭和52)年、島民の皆さんで力を合わせ、盛大なお祭りをやろうと「第1回牛祭り」開催。島で生まれ育った方々たちが帰省しやすいのはお盆前の8月10日なので、それに合わせたそうだな。1977年が第1回だとすると、2016年は第40回を迎えます。昔からの伝統を守りつつ、曜日に関わらず、毎年の8月10日に開催されます。その後、お盆踊り、中秋の名月の日に島民たちで踊るイベントもあります。

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