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友人が撮ってくれた、昭和30年代風の仁山駅。
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私が撮ってきた、現代版の駅。2枚を見比べてみると、撮り方が違う。友人は構図をちゃんと計算して撮っている。私の作品はかなりダメ。
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仁山駅に汽車が来ました。山陰本線も同系列のキハ40なので、思い入れのあるディーゼルカー。山陰本線と函館本線。過酷な環境になっているのは函館本線。冬季は融雪剤とか使われているので、車両の劣化はひどくなる一方。山陰本線のキハ40はバリバリ現役、函館本線は老朽化に伴い廃車にするキハ40が続出。そのため、北海道における普通列車の本数もかなり減少。
キハ40 1800。この番号に見覚えがある!?と調べてみたら・・・2013(平成25)年7月、江差から木古内まで乗ったキハ40は1812番でした。非電化区間の江差線(木古内-江差)も凄くよかったのに、今はもう廃線。もったいない。もともと、江差線は函館から江差間開業。1988(昭和63)年に津軽海峡線のレールが結ばれ、木古内から函館間を電化。木古内から函館間は貨物列車や青函トンネルの特急とか数本も行き交っていたのに、分類上では、「幹線」ではなく「地方交通線」。木古内から江差間は行き止まりの盲腸線ということもあり、非電化。
北海道新幹線開業とともに、江差線は第三セクターの「いさりび鉄道」に転換。木古内~江差間はJR北海道の飛び地として営業を続けるのは難しく、2014(平成26)年5月12日廃止。
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この汽車は1日で3本目、仁山11時25分停車、29分発。支線は通らず本線で森行き。この汽車を乗り逃がすと、次は15時03分、砂原支線を通って長万部行き。長万部に着くのは17時52分。なんと各駅停車で3時間近くっ!!やはり北海道はスケールが大きい。