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昔は有人駅だったという名残。改札ラッチが残っていました。昭和30、40年代の國鐵時代。自動信号機の代わりに人の手で動かす腕木信号、単線での衝突防止のためにタブレットの受け渡しをする人や、分岐器を手動で動かす人などなど・・・・全国津々浦々駅員さん配備。わが故郷の何もない小さな漁村の長門二見驛も、8人の駅員さんが駐在。朝3時から最終の23時まで改札口に駅員さんが立っていた。駅長事務室の奥に和室の宿直室もあったので、交代しながら寝泊りしていたようです。JR西日本発足時の1987年当時は、直営の駅員さんが1人で仕切り、1989(平成元)年10月24日からついに無人駅化。仁山駅の話だというのに、故郷の山口県に脱線してしまいました。おそらく、仁山駅も昔は駅員さんがたくさんいて、賑やかだったかも知れません。
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ここはたぶん、出札窓口があったところなのかも知れない。
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3月25日まで「おしまおおの」なので、その上に「しんはこだてほくと」のシール。
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近くにニヤマスキー場があるので、東京から新幹線で来て、わずか隣。スキーヤーにとって嬉しい駅。
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昔は家の中にポットントイレがあると、においがとってもきつい。このように家から離れた場所に建つのが普通だったようです。昔の人は真夜中、用を足すのにいったん外に出なければならず、大変だったかも。当時の子供たちは想像力が逞しい。ポットンで用を足していると、中からヌーッと人間の手が出てくるとか・・・。
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「しんはこだて」のままだと、新幹線駅所在地の北斗市民から「函館市と混同してしまう」と反発があったため、「しんはこだてほくと」となったそうです。
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列車の数は、新幹線10往復にあわせるように設定。そこそこある、という感じ。
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5月14日。まだ桜が咲いていました。次は・・・新函館北斗。