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日本一の秘境駅・小幌駅(その8)

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 礼文駅からは友人が運転。たぶん、途中に小幌駅があるので、私に気遣っていたかも知れません。礼文駅前通りの道道。内地だと県道や都道だけど、ここは道道。室蘭本線の鉄橋の下を潜り、しばらく走るとT字の突き当り。カーナビで確認すると、大きな国道37号線、通称胆振(いぶり)国道。函館と札幌の幹線道路だということもあり、道幅もとても広い。地図で確認してみると、国道5号線は札幌への近道になりますが・・・、長万部から小樽まで高速道路無し。函館本線の「山線」も本数が非常に少ないと同じようにクルマも不便。室蘭本線は胆振国道と並行するように道央自動車道もある。つまり、小幌駅は函館と札幌の大動脈の通過地点。それなのに、日本一の秘境駅。

 カーナビの表示も御覧通り。小幌駅までの道が全然ありませんっ!!

 「このトンネルを出たあたりだな?ちょいと停めてくれる?」とリクエスト。

 小幌駅熱狂マニアが、トンネルを出た直後の駐車スペースにクルマやバイクを停めて、徒歩で駅に降りていったと、どこかのサイトで見かけたことあるので、たぶん、このあたりかも??

 グーグルマップの、航空写真より拝借。

 ありましたよ!!小幌駅のトイレ。

 間違いなく、あのトイレです!!
 あの場所に行くのに汽車しかなく、非常に険しい秘境駅。

 遠望機能を使って、撮影。

 やっと拡大。トイレだけ目立っていて、駅名票や、函館保線区詰所の建物が見えなかったのは残念・・・。
 礼文までは旧国鉄時代の青函船舶鉄道管理局。現在の「函館支社」に相当。青函の2文字は「セカ」、小幌は「コホ」。隣の礼文は「セカレン」。大岸からは札幌鉄道管理局管内。小幌駅の話はこれで最終回です。次は、静狩駅。

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