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Channel: 東京アイランド
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ふと思い出したかように

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 廣島のお好み焼き。
 去年7月、三江線旅のゴールは、山口線の新山口駅。宇部空港から飛行機と思っていましたが、乗車した距離が長くなればなるほど、運賃が安くなるJRの「遠距離逓減制」を利用し、新山口で打ち切らず、東京まで。中国山地を横断するような経路なので、切符に印字された経由欄は「山陰・因美・姫新・伯備・芸備・三江・山陰・山口線・新山口・新幹線・東京・総武」でも、安かったような記憶が・・。
 「わが故郷の新山口駅(厳密に言うと、新下関駅ですが・・・)出発。
 あっという間に廣島驛停車。廣島を出た直後、車内に美味しそうな香りがぷんぷんと充満。何なんだ??とあたりを見回したら・・・親子が焼きたてほやほやの「お好み焼き」を食事中。なるほど、廣島といえば、焼きそば・・・ではなかった、中華麺入りのお好み焼きが名物。美味しそうな香りがもわーんと漂うので、私も食べたくなってしまいます。」
 と去年のブログに書き綴っていました。
 廣島のお好み焼きの特徴は、混ぜずに重ねて鉄板で焼くタイプ。まず、ホットプレートで薄い生地を作り、その上にキャベツ千切り、もやし、豚バラ肉を載せて、ひっくり返す。上の生地が蓋の代わりになり、中身のものを蒸らす。別のフライパンに市販の焼きそば麺に焼きそばソースをかけて炒める。卵を溶いたものをホットプレートにかけて、その上に焼きそば、最初に焼いたものを乗せてできあがり!!かつおぶしや小ネジや青のりもあったほうが美味しいですが、在庫がなかったので、少し物足りない感じ。
 私が住んでいたところは、本州最西端、食文化は九州エリアに含まれています。らーめんは博多のとんこつスープがほとんど。廣島は遠くて、このような焼き方はしていませんが、去年の夏、廣島を発車した直後の美味しそうな香りをふと思い出したので、作ってみました。廣島のお好み焼きは生地が薄めで、キャベツやもやしの量が多くて、しかも蒸らすタイプなので、栄養満点なのかも知れません。
 広島を旧字体の「廣島」と書く理由はあります。新幹線を除き、在来線は長い間ボロ國鐵王国の廣島支社だから・・・。廣島都市圏に32年ぶりに新型227系導入。ラインカラーはプロ野球のカープや宮島の紅葉をイメージし、赤がふんだんに使われています。JR九州(カラーは赤)の電車かと見間違えてしまいそうですが・・・。227系の活躍範囲は、福山から山口県の徳山まで。徳山から下関までは依然、古くて國鐵のボロ電車ばかりです。227系が下関まで来るのは、いつのことになるのやら・・・。わが故郷の山陰本線は、私が子供のころ通学で乗っていたキハ40や47が現役。エンジンはかなり強靭なので、新型の置き換えはなさそう。

 北海道の函館らーめん。道内であっても、旭川は醤油らーめん、札幌は味噌らーめん、函館は塩らーめんが名物のようです。スープは、青ヶ島のひんぎゃの塩らーめんに似ていて、あっさりしています。ひんぎゃの塩らーめんはまるで博多のようで細麺。北海道はちぢれ麺が特徴。

 ラーメンだけでは腹が減るという父のために、しそわかめのおにぎり。

 肉じゃがというより、すき焼き。

 職場の人に分けてもらった、かぶを使って紅白なます。お正月定番の料理なんですが・・・。(笑)

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