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実際に乗るのはスーパーを冠しない「北斗6号」なのに、南千歳駅ホームで「スーパー北斗」の文字を見ただけで、その列車だ!と勘違い。1度記憶したものは頭にインプットしているので、3年前(平成25年)に乗車したときは、「スーパー北斗6号」。車両は新型のキハ261系だと覚えているので、最後まで文字を読まずに早とちり。
スーパー北斗号は、新型のキハ261系、ただの「北斗」は国鉄キハ183系。今どき国鉄の特急が走っているのは、北海道とJR西日本の伯備線(381系振り子式特急)くらいでしょうか・・・?青函トンネルの特急、JR東日本所有の485系白鳥は北海道新幹線開業まで函館まで活躍。国鉄車両だということもあり、老朽化に伴い廃車。JR北海道のスーパー白鳥号の789系は2017年から札幌都市圏に転用される予定。
JR九州の485系も、2015(平成27)年10月18日で「さようなら九州国鉄色485系」がラストラン。485系はもう、消滅。485系といえば、九州の日豊本線(小倉~大分~宮崎~西鹿児島)の特急「にちりん」に乗車したことと、大阪から青森まで全区間「白鳥」に乗車。始発から終点まで日本海側の湖西線・北陸本線・信越本線・羽越本線・奥羽本線経由でおよそ12時間、普通車席。大阪から札幌行きのトワイライトエクスプレスと同じルートだと思いますが、1度も乗れず・・・。トワイライトの24系客車は全てJR西日本所有。札幌まで何度も往来していたのに、2015(平成27)年3月でラストラン。國鐵は遠くなりにけり。他社に乗り入れるJR西日本の行動範囲は、九州新幹線の鹿児島中央から東海道新幹線、北陸新幹線の東京まで。在来線はサイライズ出雲・瀬戸号、東京まで。これ以上東に「西日本」は見かけず。
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幸いにも指定席ではなく、自由席なので、乗り遅れても次の列車でも使えます。指定席で乗り遅れた場合でも、無効になることはなく、自由席になります。JR北海道内で東日本の「えきねっと」が発券できるところは、北海道新幹線の新函館北斗駅、木古内駅、奥津軽いまべつ駅、五稜郭駅、函館駅の5駅のみ。予約したままうっかり北海道に行って、えきねっとは東日本の商品なので、ここでは発券できないんですよと言われるに決まっているので、事前に東日本管内で発券。
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乗り遅れてしまった北斗6号と同じタイプのキハ183系。北斗8号も、この車両でした。
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北海道らしく、雄大な眺めが続きます。
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登別駅停車。登別はいつも素通りばかりで、北海道一泉質が豊富で全国的に知られている温泉だというのに寄ったことは皆無・・・。草津温泉と同じく硫黄の香りがするそうです。