12月の15時過ぎ。真っ赤に染まる夕陽と少しは期待していましたが、実際はご覧のとおり。
石見津田駅。
国鉄時代に遡ると、門司発福知山行きの長距離鈍行列車がありました。門司駅を朝5時20分に発車して、終点の福知山駅には日付が変わる直前の23時51分着。門司から下関までは関門トンネルなので、先頭は海水で錆びないようにアルミボディの電気機関車(EF30)。下関に着くと、DD51ディーゼル機関車に付け替え。こまめに山陰本線の各駅を停車しながらの旅。今もそういう長距離鈍行列車が運行されていたら、間違いなくずっと乗り通していたのであろう。
当時の時刻表は福知山行きだけではなく、出雲市行き、浜田行き、益田行きなど、今では考えられないような行き先がずらりと。
まもなく鎌手駅。長編成の客車を牽引していた国鉄時代の名残なのか、ホームがとても長いです。
海岸から離れた、山間の静かな場所にありました。まわりは民家がたくさんあります。
地下通路を通って駅本屋のある反対側へ行けるようです。
再び海岸に出て、次は岡見駅。
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鎌手駅
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