12月のよく晴れた日。のーんびりと山陰の海岸を眺めながら・・・・
まもなく宇田郷駅。
貫禄のある木造駅舎だったのはおぼろげな記憶があるんですけど・・・これが駅舎!?
木造駅舎が建っていた跡地にぼつんと簡素な駅舎。
2名のお客様が下車。ワンマンなので、運転士さんが運賃を収受。
ここは山口県阿武郡阿武町。宇田集落と惣郷(そうごう)集落の真ん中にある寂しい海辺のところにあります。昭和の初め頃、鉄道敷設時に2つの集落が駅の位置をどうのこうの・・・取っ組み合いがあったらしい。それで2つの集落を合わせた「宇田郷」と命名。
喧嘩しなくてもいいように、宇田集落に宇田駅、惣郷集落に惣郷駅といったように駅を作ればいいのに、と思います。
東京都の国立市や国立駅も、国分寺市と立川市の真ん中なので、2つの頭文字を合わせた「国立」にしたという話に似たようなものです。次は須佐駅です。
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宇田郷駅
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