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ラスト白滝シリーズ・下白滝駅(その2)

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 (その1の続きです)趣のある駅が、今年(2016年)3月25日限りで営業終了。
 3月26日は北海道新幹線開業同時に、利用の見込めない駅が廃止されます。
 上川を出ると、次は37.3キロ先の白滝。白滝を出ると、次は19.7キロ先の丸瀬布(まるせっぷ)。
 上川から丸瀬布行きの乗車券は途中に1駅があるだけで、57.0キロ、1270円区間。普通列車なのに、まるで快速。くねくね曲がっているわけではなく、ほぼ直線なので、要所時間は40分。
 島根県の三江線(正式な公表はまだですが、過去にJR西日本と島根県が約10億円をかけて流失した鉄橋を復旧させるなどの巨額を投じているので、容易く廃止することは難しいでしょう)は江の川に沿って、くねくね曲がっているので、速度25や30制限の箇所が多く、江津から浜原まで50.1キロなのに、なんと1時間45分っ!!

 写真を撮っていたら・・・人が来ましたよ!こんなところに人が!!とビックリする私。
 
 そう・・・このような秘境駅に私以外の人がいると、かなりビックリします。新宿駅で多くの人が行き交っていてもそんなに驚かないのに、上白滝や下白滝だと、人がいるとなぜかビックリする。

 1月7日にアップした記事
 「1日1往復の駅なので、きっと今の時間帯(お昼頃)は、誰もいないはず!!だと思ったら、目玉が飛び出しました!!待合室に1人の若い女性がただすんでいました。向こうもまさか人が来るとは思わなかったので、少しビックリしたような表情。」

 レンタカーはキーを差し込んだまま、貴重品もそのままなので、気になって人がいるところに近づけてみました。
 すると、向こうが「連絡をくれました?」
 「は?」
 駅前にレンタカーなので私が連絡をしたわけではないとそう思われたのか、そそくさとその場を立ち去り。

 さっきの人はタクシーの運ちゃんでした。
 「何だろうね?」
 友人いわく「あっ、思い出した!!上白滝駅に若い女性がいたの、その人が連絡したんじゃないの??」

 「かみしらたきえき、しもしらたきえき。もし、電話で連絡をよこすにしては、聞き間違えはないんでしょう??かみ、と、しも、似ているわけじゃない」

 右の家は真新しい家なのに、左側の家は廃屋でした。

 昭和の家電具見っけ!!四国の坪尻駅にあった廃屋を思い出します。

 ここには住みづらいと捨てていったと思いますが・・・目の前が下白滝駅なのに・・・。

 電灯は裸電球、ということは戦後まもなく??(戦時中は、敵機に気づかれないように黒い幕で覆われていた)

 もともとは村道なのかも知れない。現在は遠軽町なので、町道下白滝駅前線。舗装されていなくて砂利道でした。

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