まずは、ジローさん、ふてにゃんを搭乗口までお見送り。ANAで予約したものの、コードシェア便なので、スターフライヤーになります。以前までは第2ターミナルだったのに、現在は第1ターミナルに移しています。私はANAなので、第2ターミナルのほうが使い勝手がいいのに。6時に空港到着。6時20分にスターフライヤーの窓口が開くので、搭乗手続き。私も搭乗口まで見送りたいと伝えると、検査場通過許可証がもらえます。係員に「山口宇部空港に到着したら、3番の下関行きジャンボタクシー乗り場まで誘導をお願いします」と依頼。9月30日まではサンデン交通の空港バスが運行していたのに、中国ウイルスのせいで利用者がかなり減少し、空港バスとしても持続することができなくなったとのこと。8人乗りのジャンポタクシーになり、乗客が8人を超えるときは、2台、3台のジャンボタクシーを用意できるそうです。
6時30分にスターフライヤーカウンター前の2階にある喫茶店がオープン。朝食として、サンドイッチやフレンチトースト、ドリンクセットなどがあったので、すぐ出来ると思いきや・・・7時前になってもなかなか来ない。店員に「早く持って来いや!!」と腕時計に指差して催促。あまりにも遅すぎると、「もういいです、キャンセルします」と出ていってもいいんですが・・・。あわてて食事して、検査場通過。また引っかかってしまう。お兄ちゃんが何かしゃべっているので、あの、すいません、書くものお願いしますと「書く」の手話で話しかけると、すぐ気づき、メモ帳に「このお荷物の中にハサミが入っていませんか?」と。ふてにゃんに聞くと、湿布をカットするために持って来たとのこと。ハサミの大きさが規格外なので、機内持ち込みは不可とのこと。その場で廃棄し、搭乗口へ急げ、急げ!サンドイッチやフレンチトーストはそんなに時間がかからないのに迷惑だな、あの喫茶店め!!検査場を通過したあとでも軽食コーナーがあったので、あそこで食事すべきでした。
7時40分北九州行きのほうが下関に近いんですけど、中国ウイルスのため、欠航なんです。次の便は9時だけど、欠航ですと知らされた利用者が次々と次の便に予約したため、次の便はもう満席。代替案として、7時20分山口宇部行き。これも中国のせいで非常に迷惑。
見送ったあとは、第2ターミナルへ移動します。ターミナル間無料バスは待たずに数分おきにやってくるはずだけど、中国ウイルスのせいで空港利用者がかなり減少し、今は第2ターミナル → 第1ターミナル → 第3ターミナルのコースで15分~20分間隔。第3ターミナルを経由して第2ターミナルなので、その分距離も伸びて、向こうに行くのに20分かかる。空港の案内所に「向こうの第2ターミナルに行きたいんですけど」と聞くと、「京急線の改札口のとなりに地下通路がありますので、そこを通っていけば第2ターミナルに行けます。京急線の乗り場へ向かわれるとわかると思います」
案内所の人がおっしゃっていたとおり、改札口の横に第2ターミナルへ行ける通路が・・・。搭乗まで3時間もありますが、クレジットのゴールド会員向けのラウンジがあるので、そこで1時間くらい仮眠。中国ウイルス前では、新聞や雑誌などもあったんですけど、今は撤去されています。ひまつぶしにもってこいなアイテムなのに、チッ!!
500番台なので、バスラウンジから出ます。目的地が福岡や札幌千歳など大都市なら、通常のブースから発着するのに、地方都市だと片隅に追いやられている。八丈島行きだって、いつもバスラウンジ。
えええーっ!稚内に行きたい人いっぱいいるんですかっ!!
機体の下に階段・・・ではなく、ブースの建物に入り、階段を上って・・・。もちろんエレベーターもありますので、障がい者の方でももちろんバリアフリーに対応しています。
AIRDOは北海道の航空会社なので、向かいに停めているのが見えます。逆に南九州はソラシドエア。ANAのコードシェア便で鹿児島や宮崎方面ではお世話になっています。
機内を見回すと、もうほとんど座席は埋まっています。最果てに行くのに需要があって素晴らしい。ガラガラな状態だと、稚内行きそのものが廃止になると困りますし・・・。
利尻島が見えたら、あと数分で稚内空港到着。
特急で稚内に向かう途中、最果ての地にふさわしく荒涼とした原風景が見られるんですけど、このあたりだったんですか。
まるでどこかの外国のような、疎らな戸建ての家。しばらくしたら、最果ての市街地が見えてきて、あっという間に
着陸。稚内市街地外れの海岸沿い。
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3年ぶりの最北端
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