四国からの帰りに飯田線経由のつもりで計画はしたものの、まっすぐ東京へ。リベンジしようと思ったのは夏。前回の飯田線は「急行秘境駅号」が運転されたのは紅葉が美しい秋頃なので、今度は夏の風景を見ようと。「急行秘境駅号」はすべての秘境駅に数分停車するダイヤが組み込まれており、停車時間は１０分と言われたら、多くのマニアがいっせいに降りて秘境駅の様子を撮影するため、秘境駅であるはずなのに人わんさか～の状態なので、しんと静まりかえった秘境駅を独り占めにしたい。前回は豊橋から辰野なので、今回は逆方向の辰野から豊橋へ。
特急の予約は北海道から九州まで自由自在に使える、ＪＲ東日本の「えきねっと」を使えばいいのに、今回はＪＲ西日本のe5489。e5489はえきねっとと違い、発券方法に制限がありすぎて、わかりづらかった。ＪＲ西日本もＪＲ東日本に倣い、柔軟な対応をしてくれればいいのに。
今回、e5489で予約した内容は
１件目 新宿 → 岡谷 特急あずさ 指定席
２件目 水窪 → 豊橋 特急伊那路 指定席【乗継】
豊橋 → 東京 新幹線こだま 指定席【乗継】
ＪＲ東海の東京駅八重洲中央口の窓口。１番から７番まであり、１番窓口なら東京駅ＭＲ９０１発行。４番までは９０４。９０４はクレヨンと読めるので、いつもこの窓口を狙うんですけど、となりの５番窓口に誘導。５番は東京駅９３１発行になるので、「クサイ（臭い）」とも読めるじゃないんですか。この窓口で乗車券を発券してもらい、今度は指定席券売機で予約した内容の発券。ところが「カードを返却します」と受け付けてくれない。券売機はオレンジ色のe5489のマークがついており、「ＪＲ東海が含まれる区間を発券します」と注意書き。１件目はＪＲ東日本完結なので、受付できないのはわかるんだけど、２件目はＪＲ東海なんでしょ？なんで発券できないのかと思いながら、ＪＲ東日本の指定席券売機へ。カードを挿入すると予約内容が２件表示され、２件目は「e5489コールセンターへお問い合わせください」と。はあ？電話しろって言うの！？e5489の電話は何度もしたこともあるんだけど、今、急いでいるのに電話なんて・・・と眉間にしわを寄せながら、ＪＲ東日本のみどりの窓口で両方発券してもらいましょ、と東の窓口へ。「予約２件を入れてあるんですけど、２件目は券売機では出せないって表示が出たんですよ。解決お願いします」と窓口のお姉さんにお願い。「２件目はどのエリアなんでしょうか？」「飯田線の水窪から豊橋まで特急券、豊橋から新幹線で東京」「２件目はＪＲ東海なので、こちらでは発券できないんです。東海の窓口までお願いします。１件目のみ発券できます」と言われ、１件のみ発券。
１件目は発券済なので、残る１件は指定席券売機でも発券できるかと試してみたものの、「カードを返却します」とぺっと、はじき出し。今度はみどりの窓口で「飯田線の水窪からの特急券予約入れてあるんですけど、券売機ではダメでした。発券をお願いします」とお姉さんにお願いしてみたら、すんなりと発券。
つまり、e5489で東海区間が含まれる特急から新幹線の乗継割引は窓口対応になるんですかね・・・？明らかなバグ。もし、みどりの窓口がなく、指定席券売機のみの駅だったら、本当に困ります。システムの改修を。ＪＲ東日本みたいに全国どの区間でも予約した内容を券売機で発券できれば。