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Channel: 東京アイランド
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遠い昔の思い出が・・・

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 長門二見を出ると汽車も道路も上り坂。途中からやっと平坦になりますが、滝部まではやや上り坂が続きます。あこがれのトーキョーに行けたのはよかったものの、新しい環境に馴染むことは出来ずホームシック。およそ1ヶ月後の5月連休、【区】東京都区内→長門二見の往復ではなく、片道切符で田舎に帰ったあとは再びトーキョーへ戻ることを拒否。小学校を卒業していきなりトーキョーは年齢的に早かったかも知れません。わずか1ケ月で卒業した同じ学校に舞い戻るのは恥ずかしい気持ちもあったのか、今度は滝部へ転校し、最初の頃は真面目に自転車通学。

 毎朝の坂道が大変・・・その頃から「楽」にすることはできないか、そんなことばかり考えていました。自転車を滝部駅の無料駐輪場に置いて、長門二見から滝部間は汽車通学。滝部駅に降りたら、自転車で学校。都会の駐輪場は1日でも有料または年間の定期利用者以外は停められないんだけど、田舎は無料。どなたでも停められる。このあたりは長門二見と滝部の真ん中あたり。何もない辺境の地だというのに、左側に新しい家が建っているのが見えます。大昔はここでも路線バスがありました。バス停は二見駅→寺畑→直子(のうし)→神田口→滝部駅。利用者が著しく減少し、昭和50年代の終わり頃に廃止。

 バスがなくなっても自家用車さえ持っていれば移動に困らないかも知れません。

 ここは昔、バス停があった神田口。道路を左折すれば国道191号線の「神田」地区に行けるので、このあたりは神田口。左側の建物は自動車整備工場、向かいは食堂。現在は廃業しており、建物だけ残っています。

 滝部の電気屋さん。オキデンキ。録画用のVHSビデオテープやワープロ用のフロッピーディクス(今はどちらも死語になっている)、乾電池などそんなに高価ではない消耗品をちょくちょく買いに行っていたような記憶が・・・。

 滝部駅に入線中。旧豊北町の中心駅で役場の最寄り駅。しかし、役場まで徒歩20分のところにあります。普通は駅ができると、その周辺に街を形成するはずなのに、当時は蒸気機関車の煙を避けるように、駅からかなり離れたところに街を形成。ここでも駅スタンプ配置されていますが、図案は廃業になっている滝部温泉なので、撤去されています。滝部温泉は新館と旧館があって、かなり大きな建物だったとは記憶していますが、利用者がかなり減少し、破綻したそうです。


  


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