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「牛」の付く駅名

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 阿波川島を出ると、次は「西麻植」駅。駅名の看板に読み方の平仮名が入っていないとなかなか読めない難読駅の部類に入ると思います。麻植と書いて、「おえ」。もともとこのあたりは「麻植郡」でしたが、2004(平成16)年、平成の大合併により消滅しました。現在は「吉野川市」。

 鴨島駅。合併時に旧鴨島町を吉野川市の中心地になったので、みどりの窓口のある駅です。市の中心地らしく、駅名票も立派。今どきのLEDバックライト。発熱のある蛍光灯だとこのように薄くすることはできないので、LEDだと見分けができます。

 次は麻植塚駅。西麻植があるので、順序からにすると東麻植になりますが、麻植塚。

 さすがに西日本。なかなか日が暮れません。千葉だったら、16時30分頃は真っ暗になるのに、ここはまだまだ明るい。(12月18日の日没時間)

 つぎは、「うしのしま」。思わずカメラを向けて撮影しましたが、縦の駅名票が薄くって判読できず。

 今年の年賀状に載せる予定でしたが、はがきサイズの印字スペースのこともあるので、あえて見送り。牛の島、といえば、真っ先に思い付く島は青ヶ島。根室本線の末端、根室市内に「初田牛(はったうし)」という駅がありましたが、利用者減少により2019(平成31)年3月ダイヤ改正時に廃駅。丑年初日の駅名にふさわしいかなと思っていましたが、みどりの窓口の端末では「初田牛」が抹消されているので、発券できず。もし、中国ウィルスの拡がりがなく、初田牛駅も現役だったら、「初田牛(はったうし) → 特牛(こっとい) 経由:根室線・石勝・千歳線・室蘭線・函館線・新函館・新幹線・新青森・新幹線・東京・新幹線・新下関・山陽・山陰」の乗車券で今日は丑年初日でーす!特牛は牛丼の特盛りを連想してしまいそうですが、こっとい、と読む難読駅です。ちなみに幼年からずっと過ごしていた故郷の近くです」とお正月から笑えるようなネタにしようかなと思いましたが、やはり、中国ウィルスを一刻も早く封じ込めたい。京葉線の「この電車は君津行きです。君津ゆき」の案内に「君」の文字を分解すると「コロナ」とも読める。コロナはもうごめんです、という意味で「君津 → 後免」。
 干支の駅名からお正月にふさわしい駅名と最初に思いついたのは2010(平成22)年年賀用の「幾寅 → 北日ノ出」。単純に寅年の「はつひので」。来年でもう一回りになるので、これでシリーズはやめようかと思いましたが、昨年の世相を現す駅名から駅名ゆきというシリーズ開始か!?話は戻りまして、JR北海道も中国ウィルスによる損害が甚だしく、今年3月ダイヤ改正で利用者の少ない18駅も廃止する予定。開業当時の姿で原型を留めている貫禄のある抜海駅や雄信内駅、朝礼台に物置待合室の糠南駅は、地元の自治体が存続費用を負担してくれることになったので、廃止にしない方針。北星駅もホーロー看板が掛けられていて、雰囲気がよい駅なのに名寄市に打診したところ、維持管理に移行しないとなっているので、残念ながら無くなります。
 日本一秘境駅の小幌駅も観光資産としての「日本一」のブランドを守るため、地元の豊浦町が維持管理を負担してから今年で6年目になります。1年ごとの契約なので、2021年3月以降も存続。
 小幌駅観光に力を入れているところがとてもすごいです。詳しくは こちら
 そして、札幌市に住んでいながらコロナ禍であっても定期的に小幌駅へ足しげく通い、駅ノート管理者のホームページは こちら。女性の方で、札幌市の薬剤師だそうです。
 四国にある「牛島」駅の話が北海道に飛んでしまいました。JR北海道はかなりご無沙汰なので、そろそろ乗りに行きたいんですが・・・。


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