JR四国様式の駅名票。JR西日本の兄弟とはいえ、少し異なる点は、四国は都道府県名、市町村名入り。ここは秘境駅であっても、「村」ではなく三好市。小和田駅も、静岡県浜松市天竜区。なんと政令都市。
お手洗い前にありましたが、これは多分、池の跡地?金魚でも飼っていたんでしょうか。真ん中にあるモノは灰皿スタンドのように見えるけど、これはたぶん噴水??
最初に訪ねた2014(平成26)年頃は使えていた状態だと思います。秘境駅ブームにより、来訪者も増え・・・バキュームカーが来られるような場所ではないし、汚物を処理できる術もなくやむを得ず今は「使用禁止」に。1950(昭和25)年開業当時はどうやって処理していたのか謎だらけなんですが・・・。山口県のなーにもない田舎に住んでいた頃は今のような浄化増もなかった。タンクにたまっていたら、ふたを開けて肥柄杓(今はもうすっかり死語となっていますが、「こえびしゃく」と言います)で大きな肥ばけつに汲み取り、担ぎ棒に2つのばけつをぶら下がって、畑にばらまくのが普通だったそうです。
閉鎖されている扉の上部にわずかな隙間があったので、そこから内部を撮影。さすがに昭和のトイレ。ぼっとんトイレの穴は昼間でも真っ暗。夜になると、穴からぬ~っと人間の手が伸びて来るとか、真っ暗な穴からお化けらしき顔が出てきたとか・・昭和2、30年代頃の子ども達で拡がった怖い話。
開業当時から手つかずの状態の駅舎だけど、今の時代にふさわしくLED照明。新築の建築物は100%LED照明になり、昭和の産物、「蛍光灯」は需要が減りつつ・・・。平成の半ば頃建てたものはまだLEDが普及されていないので、蛍光灯のソケットがまだ残っていますが、それに対応できるLED蛍光ランプも最近出ています。令和の新しい色は「温白色」。電球色と白色の真ん中の色合い、新しい建築物ではよく見かけます。オフィスなどは集中力を要求するところは「昼白色」。今の職場ではLEDの「昼白色」だけど、古いところは蛍光灯の「白色」。その光源のもとで仕事をすると懐かしの「ザ・昭和」。国鉄の車両はすべて「白色」の蛍光灯なので、それも懐かしさもある。(今の新しい車両はLEDになっているところが多い)
待合所1号の資産票のようだけど、取得日「昭和25年〇月〇日」と記載すべきところを漏れている。
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坪尻駅を探検
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