汽車が発車したあとでも未だにマスクをつけているのに気づき、その時点でやっと取り外す。自分以外は誰も居ないので、まさしく中国ウィルスとは無縁な地帯。今日も東京都で1502名の感染者。緊急事態宣言が発令して1週間なのに効果の兆しは見えず感染者の数は膨らむ一方。中国という国は今回だけではなく、前にも世界的に流行したSARSも発生源になっている。対岸の火事ではなく、世界に多くの尊い生命を奪うなど迷惑を被っている状況。2021年はマスク無しの生活が普通になれば・・・・今の状況を見るとまだまだ厳しい。旅行もできず自粛生活だともう本当にストレスですからね・・・。
2017年に訪ねたときは、ありました。秘境の駅、坪尻の飾り物。
かつての改札跡にきっぷ入れ。ずーっと昔、1950(昭和25)年坪尻駅開業時は国鉄の駅員さんが駐在していたのであろう駅事務室もあります。20年後の1970(昭和45)年に無人駅化。
秘境駅だというのに、生け花。それを見た瞬間、偽物?と思い、触れてみたところ、ホンモノの菊です。定期的に坪尻駅にやってきては駅の雰囲気をよくしたり、掃除をしたり・・・メンテナンスをする献身的なお方がいらっしゃるのは間違いない。
JR四国の観光地といえる駅に、こういったラブラブ椅子が備えていますが・・・今だったら、ソーシャルディスタンス違反。2人がくっ付けるように斜面があります。秘境駅の坪尻駅でラブラブですかね・・・。一瞬、青ヶ島のデートスポットを思い出しました。都道上手の通行止め手前に、空中ベンチがあります。青ヶ島で恋人ができたら、あそこの空中ベンチでお互いに自分の想いを!と当時の青年団が設置。
あそこはもともと出札窓口跡。昭和25年当時、多くのお客さんが訪ねてきては何々行きの硬券を何枚も売りさばいていたんだろううと思います。改札口も駅員さんが立って、硬い切符にぱちんと鋏を入れて・・。今のようなトラック輸送が発達していなかった昔は鉄道による荷物の送り受けもしていたので、きっぷ窓口だけではなく、荷受けの窓口もあったようです。
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中国ウィルスとは無縁な地帯、しんと静まり返る坪尻駅を独り占め
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