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坪尻ゆきの乗車券に入鋏

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 再び、中国ウィルスに関する痛ましいニュースばっかりで本当に気が滅入ってしまいます。1月7日からおよそ1ケ月間、1都3県に対しての緊急事態宣言が再び出ることになりましたが、1日でも早く抑えこみに成功できるように。

 2020(令和2)年12月18日、阿波池田駅の窓口。自動改札機が置かれていなくて、有人改札。

 北海道から鹿児島までJR全線のどこからでも運賃計算やまたは全列車の空席照会や座席予約、インターネットで予約した内容の発券などすべて1台で可能。1964(昭和39)年の東京オリンピックが開かれる前までに東海道新幹線開通。開業当時の指定席は全国の駅から予約センターに電話。電話を受けたオペレーターが中華の回転食卓みたいに台帳が置かれ、該当する列車を取り出して空席照会。空いている座席を伝え、埋めて行くやり方。新幹線の本数も増え、このやり方のままだとオペレーターの数も逼迫するに違いないと考えていた当時の国鉄が座席予約システムの開発を日立製作所に持ちかけ、プロジェクトが始まった。 システムの名称はギリシャ神話の軍神になぞらえて、「マルス」。1965(昭和40)年9月24日、全国の主要駅からオンライン回線で座席予約が可能になる「みどりの窓口」スタート。「みどり」の名称はコンピュータで発券された乗車券の色が「みどり」だったのを由来。
 現行のマルスで発券される乗車券の原点は1984(昭和59)年に開発されたデクスのような大きさのM端末。緑色のピンで駅名を差し込み・・・のタイプ。物心ついたときからM端末から長ーいおつきあい。1992(平成4)年頃になると、日立のワークステーションを使った、画面がカラーのMR端末登場。デクスような大きさからかなりコンパクトに。1996(平成8)年頃からパソコンのデクストップモニターを使ったMR12型デビュー。2006(平成18)年頃から、それまでの熱転写方式だったのに突然感熱タイプのMR32型登場。何々駅@1などの@が付く。MR32型の後継として、2013(平成25)年頃から現行のMR52型。徐々に置き換えられ、現在は100%このモデル。
 JR東日本オリジナル機種としてのOKI電機の端末もあります。何々駅E1などの「E」が付いていればJR東日本のOKI電機端末で発券されたもの。

 これは愛媛県を中心に運転される、観光列車の伊予灘ものがたり。車内の内装はレストランっぽい雰囲気で運行する時間帯によっては沿線の料理店が出すご馳走が出ます。

 キセラーは絶対に許せませーん!!似たようなポスターはJR西日本、JR九州もあります。ニッポンの東側(北海道や東日本)はそのようなポスター無し。中間的なJR東海は無し。西側の3社は掲示あり。

 JRグループで新幹線がないのは四国のみになりました。四国でも新幹線を!とキハ32の外装を新幹線の0系にしてしまった、かわいいディーゼルカーが走っています。

 ここから秘境駅の坪尻までわずか260円区間。

 みどりの窓口横の通路側に駅員さんが改札中。この乗車券を差し出し、坪尻が有名になりすぎてそこに行きたがる変わっている客もいるんだなと駅員さんは別に驚く様子はなく無表情でチケッターによる入鋏済。

 改札側のホームから発車なので、そこでしばらく待つことに。

 四国は温暖な気候なのか・・・12月18日になっても紅葉。

 


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