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Channel: 東京アイランド
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JR九州の遊び心が素晴らしい

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 阿蘇を出ると、内牧、市ノ川は通過。千葉県でも「市川」という駅があります。江戸川を超えているので、【区】東京都区内の小岩から出て最初の駅。しかし、市川市民は「私は都民」という意識が強いそうです・・・。市川駅から東京駅までわずか15.4キロ。東京都区内を通過する201キロ以上の乗車券で総武線沿線で途中下車または乗り越しする場合は錦糸町起点から精算になります。201キロ以上といっても、大都市近郊区間発着の場合は下車前途無効になるので、経由に新幹線の品川~上野間を組み込み。東京から上野の3.6キロを新幹線経由と組み込めれば、下車前途無効、2~300キロもあっても有効期限は発売当日限りの大都市近郊区間は自動的に解除となる裏技を利用。

 のどかな風景が続きます。通過する駅名票、かなりぶれていて失敗。

 ここでもチャイニーズウィルスの心配は無いと思っていたんですけど、田舎でも感染者が出ている地域もあるので、油断できない。12月8日は、武漢で最初にウィルスが確認されてから1年経つ。中国の医師が原因不明の肺炎の発生は大流行の恐れがあると警鐘を鳴らしたはずが、逆に「デマを拡がるな!」と中国政府により訓戒処分を受けてしまった。発見時の初動対応がかなり遅れたたため全世界に拡がっている状態。今も中国政府は、武漢はコロナの発生源ではない。欧州から輸入された冷凍食品にウィルスが付着していたと否認し続けている。今も責任逃れ、悪あがきを続けるチャイナに対し、非常に腹が立っては仕方が無いんですが・・。生活様式もかなり様変わりし、ストレス解消や気分転換にと鉄分補充もできなくなっている。(鉄分補充とは鉄道旅で遠くまで出かけ、現地のグルメなどを味わうこと)JR各社も利用者減少により、民営化初の莫大な赤字に転換。大手私鉄各社も大幅な減収を記録し、赤字を計上したとのこと。

 次の停車駅は赤水駅。特急も停まる駅なので、有人駅かと想像はしていましたが、肝心な駅舎は見当たらず。あとで調べてわかりましたが、2016(平成28)年に起きた熊本地震により旧駅舎が被災し、取り壊されたとのこと・・。ホームに屋根があるだけの無人駅でした。

 阿蘇駅にあった「クロ」の犬小屋っぽいのがあったのは、これだったのですか。

 2011(平成23)年からのあそぼーい!で活躍中。この列車が導入する前はキハ58による「あそ1962」。キハ58の製造年が昭和37(1962)年だから、そのような愛称を付けたとのこと。車両の老朽化により、現在は廃車。今もキハ58系が走っているところは、千葉県のいすみ鉄道だけなのかも知れない。昭和の骨董品レベルの車両です。もともとはJR西日本の大糸線で活躍した車両を千葉に持ってきただけなんですが、今どき珍しい車両です。

 先頭がすごい。運転席は座席の真上にあり、1番前はパノラマ。

 私のあの座席に座っていれば、運転士気分を味わえることができる。競争倍率が高いプレミアムな指定席、よく取れましたね・・。鉄道業界の運転士さんって、いつも時刻表通りの「秒」単位で狂いもなくしっかり仕事をしている。常に緊張しているかも知れない。1秒でも時間厳守という性格なのかも知れませんが、私は時間に縛られずの~んびりするのが好きなので不向きかも。きっぷのことなら何でも!!

 キハ183といえば、北海道内の非電化区間向けに国鉄時代に多量生産されたもの。北海道の183は運転席の真下に客室という構造はない。調べてみたら、JR九州発足1年後の1988(昭和63)年にオランダ村特急として製造されたもの。最初は183系を改造したものかと思っていたんですが、国鉄ではなく、JR九州が設計し、発注された車両でした。JR九州はそういった遊び心満載の車両、素晴らしい。

 特別仕様の駅名票。

 1番後ろも、先頭と同じくパノラマ。後ろの風景なので、こちらは車掌さん気分を味わえる座席かな。


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