ここは檜原村笹野。檜原村の住所表記を見ていると、全地域「東京都西多摩郡檜原村〇〇番地」。例えば、役場のある本宿周辺では400番台。宿泊先の数馬あたりだと2000番台。よそから来た者だと番地だけでどのあたりなのか把握しにくいので、地域ごとに地名を割り当てられているようです。青ヶ島村も全地域「無番地」だけど、小中学校や役場あたりだと「中原」。郵便局付近は西側の集落なので「西郷」。マツミ荘周辺の東側は「休戸郷」。ヘリポート付近は「じょうまん」。自分の住んでいる地域よりも、自分の好きな檜原村、青ヶ島村、小笠原村だと地名を言われると、地図のどのあたりなのかはもう把握してしまっている。
ほっこりするような田舎の風景。
檜原村の特産品を取り扱った「ばんば」屋さんへ立ち寄り。店は開いていましたが、チャイニーズウィルスのせいで以前のように棚にいろんなものはあまり無かった。ここまでも影響が及んでいたのか・・・。昨日のチェックインのときにGOTOキャンペーンの地域共通クーポン券がもらえ、宿のお酒代に充てたんですけど、まだ余っている。檜原村内で消費して帰りたいんですけど、「GOTOキャンペーンクーポン取扱店」なかなか見つからず。
いつもここで買い物をしてくれるお得意さん、と店番をしていたおばあちゃまが私たちのことをよく覚えてくれました。2年のブランクがあっても、覚えてくれたのは嬉しい。「自宅で取れたものだけど、どうぞ!!」と柿をいただきました。ありがとうございます。今回はチャイニーズウィルスのせいでたくさん買い物ができなかったんですけど、今度商品がたくさん入ってきたら買いますからね~!!
GOTOキャンペーンクーポン券はチェックインからチェックアウトの2日間だけなので、消費するため、西多摩郡で1番大きなショッピングモールの「イオンモール日の出」へ。
日の出町内だというのに青梅の宣伝ポスターが貼られていました。ずっと昔、東京の西側に住んでいた頃、今住んでいる家賃は月5万6千円に駐車料金1万円。通勤手当は全額支給を目に付け、青梅あたりの安い物件に引っ越しして自由に使えるお金を増やそうと考えていたこともありましたが・・・。青梅から東京まで通勤特別快速(青梅線内は各駅停車、立川、国分寺、三鷹、中野、新宿、四谷、御茶ノ水、神田、東京)で通勤するとしたら、7時出発東京8時半。往復3時間はあまり現実ではない。時間とお金、どちらを選ぶか・・・。その後、事情により西武鉄道沿線に引っ越し、今はもう千葉の田舎に落ち着いた次第。生まれ育った場所は山口県の何もない田舎。都会生活に憧れて東京に来たものの、わずか数年で挫折。田舎のほうが自分に合っているかも知れない。
イオンモールのレストランで昼食は地域共通クーポン券で支払い。数日間の食料品も、ここで消費。西多摩郡日の出町といっても・・
うちが住んでいるところよりも都会ではないですか・・・。日の出町を13時頃出発して、アクアライン経由で自宅に着いたのは16時。およそ3時間のドライブ。その日の夕方は、寿司の鮨八さんへ。檜原村では「山の幸」、ここに帰ると「海の幸」。檜原旅に長期連載の話題はなく、これで「完」。
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【完】檜原旅
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