佐伯を出ると、車内の案内表示が「この列車は特急にちりん18号大分行きです。次は津久見に停まります。津久見16:58 臼杵17:08 鶴崎17:31 大分17:41です。」(今度は英文)
ワンマンなので、録音されたアナウンス内容が流れてくると思いますが、文字情報まで入力するJR九州のサービスが素晴らしい。
大分方面に向かって左側は山だけど、右側は開けているところで海側。のどかな田舎っぽい雰囲気が漂う地方都市。
海崎駅通過。
次は狩生(かりう)駅。
国鉄の古めかしい電車が特急のすれ違い待ちで停車中なので、思わず左側の座席に移動して撮影。
狩生駅。漢字を見ただけでもなかなか読めない。正解は「かりう」駅。「生」を「う」と読むんですかね・・・。下関駅の1つ手前、山陽本線と山陰本線の分岐駅、「幡生(はたぶ)駅」。国語辞典を引いても、「生」は生きる、生命や先生の「せい」なのに、なんで「ぶ」?鉄道に詳しい人なら「幡生」を「はたぶ」って瞬時に読めるんですけど、関東や北海道の一般の方に「幡生」の漢字を見せてもどう読むのか・・・?
ここまで来れば、海は四国と大分県に挟まれた「豊後水道」になります。
フェリーさえ動いていれば、土佐くろしお鉄道、JR四国を経て東京に帰るつもりが急遽、ルート変更。
今度は・・・
浅海井駅通過~!!ぱっと見た目、「あざむく」に読み間違えそう。何で「海」が入っているのに、「む」??
浅海井駅のことを調べてみたら、ここはなんと「九州最東端」の駅。最東端といえば、北海道の東根室駅が有名なんですけど、ここはあまりピンと来ません。九州最南端や最西端の駅は、西大山駅や佐世保駅が有名。九州最北端はもちろん門司港駅なんですけど、厳密に言えば「関門海峡めかり駅」。
駅舎は1916(大正5)年から現役だそうです。なんと築104年。
↧
このあたりに来ると豊後水道
↧