2011(平成23)年3月11日14時46分、東日本大震災発生。被害が少なかった首都圏から取手まで快速が再開されたのは翌日の12日から。段階的にいわきまで復旧できたのは震災1ヶ月後の4月11日。岩沼から相馬まで復旧したのは同年の12月。岩沼から浪江までは2017(平成29)年4月1日復旧。上野から富岡までも2017(平成29)年12月復旧。浪江から富岡まで最後まで不通区間であった理由は東京電力福島原発から半径20キロ以内にあり、帰還困難区域および居住制限区域とされた区間であったため、復旧工事もかなり遅れていた。2019(令和元)年12月、その区間の線路が連結し、送電開始。特急の試運転を繰り返し、2020(令和2)年3月14日より全線開通。
間もなく浪江駅。2017(平成29)年4月1日から再開したところなんですが・・・
以前暮らしていた住民が戻ってこないみたいです。
浪江駅停車。ここから富岡までは長い間帰還困難区域であり、かつ立ち入りも禁じられていた。
震災前は「みどりの窓口」がありましたが、再開後は再び駅員を配置することはなく、話せる指定席券売機が置いてあるだけの無人駅。
震災前の浪江駅は特急通過駅だったのですが、現在は、9年も不通であった各駅に住民が戻って来られるように停車します。
日が暮れる前に部屋の明かりが灯るはずなんですが、灯っているところは1つも見当たらず・・・。
3.11のままです。
次は双葉駅。
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3.11で止まったまま
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