利府駅まではまだ乗っていないのを片付けるだけなので、乗ってきた同じ電車で仙台へ。利府から仙台へ直通する電車はなく、ほとんど岩切で東北本線に乗換。
連続1は岩沼から利府まで、連続2は利府から仙台まで。連続乗車券は片道でも往復でもなく、A駅を出発して、B駅。折り返して同じ路線で重複し、C駅までといったようになります。連続1と連続2の有効期限を合算しているので、近距離でも2日間有効。
旅行を中止し、払い戻すときは連続1と連続2でセットなので、1枚分の払戻手数料になります。
岩切駅の利府支線バージョンの駅名票。
2番線に貨物列車停車中。ED75電気機関車ですが・・・これを見て思い出すのは今は無き、北斗星やカシオペアの津軽海峡線専用のED79。上野から黒磯までは直流、これより青森までは交流。上野からどちらも使える交直流のEF510が担当し、青森に着くとJR北海道のED79に付け替えて青函トンネルを潜って函館。函館からはDD51の重連(2両)。急行「はまなす」は1両。特急の「北斗星」や「カシオペア」は1両だけだとパワー不足なので、2両つなげて速度を若干アップ。
今の時代、機関車に牽引される客車はJR九州の58654号機、1922(大正11)年製造の日本最古の蒸気機関車。2005(平成17)年頃、老朽化により、故障が相次ぎ、牽引する力もなくなりました。奇しくも日立製作所が当時の設計図を残していたため、小倉工場でボイラーなどの部品を新しく付け替え。
御年98歳の機関車になりますが、肥薩線が7月の集中豪雨により、鉄橋が流されたりして現在は運休中。11月に熊本から博多まで臨時SLを運行する計画があり、指定席は1ケ月前の10時打ちでも瞬時に完売。
1席840円だけど、ヤフーオークションなどで転売する悪質なテンバイヤーがいる。840円なのに、45000円で落札。840円はJR九州の収入になりますが、残りはテンバイヤーの懐に入るでしょう。
2019年6月14日から施行されたチケット不正転売禁止法により、高額転売等が禁止されています。
もし、運行中止になった場合の払い戻しは定価の840円のみになり、高額支払った差額は悪質なテンバイヤーが払い戻しに応じるわけではなく戻ってこない可能性が高いです。補償もなく不利益を被ってばかりなので、テンバイヤーからは絶対に買わないほうがいいでしょう。
仙台駅の西口は新幹線側。宮城県庁や仙台市役所は西口側なので、たぶん、ここが玄関口。
在来線側の東口。自由通路で往来が可能になっています。西口にはなかった、家電具やパソコンなどの大型専門店が東口にあります。ヨドバシカメラ仙台店。最近、ネットでポチっとすることが多いし、仮にここで何か買ってきても、帰りが荷物になってしまう。
やっと、ありつけました。食べたがった仙台名産の牛タン定食っ!!羽田空港に車を停めたため、自宅まで車を運転する必要があるので、お酒ではなくウーロン茶。
注文してから1枚ずつ焼くので、ちょっと時間がかかりました。わずか4,50分の空き時間に牛タンはちょっと無理があるようです。
速達タイプの新幹線「はやぶさ」なら1時間半だけど、特急「ひたち」はなんと4時間半もかかります。わざわざ時間のかかる「ひたち」を選んだのは、岩沼からいわき間の134.3キロが未乗区間であり、特に福島原発付近の浪江から富岡間が令和になってからやっと復旧。それまでは代行バスで運行していましたが、できるだけ鉄路で全線乗り通してみたいという気持ちが強かったからでしょう。
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仙台駅に戻って・・・
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