血液中の赤血球の成分であるヘモグロビンは主に鉄分を原料としており、鉄分の欠乏は貧血を引き起こしてしまうと同じように、どこか興味のある路線に乗りに行かないとかなり精神的にストレスがたまり、人体の生存活動に支障をきたしてしまう。定期的に鉄分補充しなければならぬ。
当初の計画は7月の終わり頃、夏期休暇を取得し、平成の1ケタ時代以来長年も乗っていないJR九州の路線を考えていました。ところが、7月上旬、九州を襲った集中豪雨により、乗る予定だった久大本線が壊滅状態に・・・。ネットのJR九州列車予約サービスで特急ゆふの予約しているものの、電話リレーサービスを利用してキャンセルの申し込み。不通になった特急に接続する鹿児島から大分までも無料で取り消してもらえました。
5月終わり頃の緊急事態宣言が解除された後の6月中にはいったん収束したのに、その緩みなのか7月に入った途端、全国的に感染者が急増に向かうさなか、7月上旬計画していた、山口へ帰省するのも延期。
JR九州の指定席はすべてキャンセルできたので、東海道山陽新幹線のEX予約も同じようにキャンセルができると思いきや、「緊急事態宣言が出ている期間内でしたら、無料でキャンセルはできました。しかし、現在は通常とおりキャンセル手数料をいただきます。発券前でしたら、最初に購入した日から3ヶ月先までご予定が決まるまで何度も変更ができます。ご検討ください」というJR東海さんからの返事だったので、ネットで適当に乗車日を延ばす操作を繰り返し、3ヶ月先の期限切れになる9月の最後に行使決定っ!
4連休中に台風12号が発生し、旅行に行けるかハラハラ。24日は関東のかなり東側にそらしてくれたので、翌日の朝はその影響なのか大雨。
山口宇部、福岡、鹿児島、八丈島、沖縄・・・。かなり本数が増え、コロナ渦前の通常ダイヤに戻っているように見えるんですけど、実際は欠航する便もあります。
八丈島行きは1日3往復ですが、コロナ渦のときは1日1往復、数日前から2往復になりました。最終便は欠航しているので、帰りのあおがしま丸で八丈島に着いても、羽田行きの飛行機はありません。
搭乗口が500番台なので、バスに乗って少し離れた駐機場まで移動。小さな地方へはバスケード、福岡や千歳(札幌)などは空港ターミナルの建物内にあるケードのはずだけど、よく見たら関西行きがバスケードになっているのは意外。
7時25分離陸。5分後は八丈島行き離陸。自分の好みで選んだ座席は窓側。出航するのをしばらく待ちましたが、7時45分になっても動かない。7時50分頃やっと動き出し、離陸。鹿児島には9時15分に到着するんだけど、鹿児島中央駅行きの直行バスは9時30分。こんなに遅れては間に合うのかね??
鉄道だったら時刻表通りに正確に発車するが、飛行機や空港行きのバスは定刻とおりではないことを考え、自宅を出る時間や、鹿児島中央駅を発車する特急の時間も、かなりゆとりを持たせている。
飛行機やバスは時間通りにびっしりと間を空けないように計画を立てると、遅延するトラブルを起こしたら全体の修正が効かなくなる。自分で首をしめるに等しくなるという旅行に慣れている友人のアドバイスのとおりでした。
離陸直後は雨。
雲の上は晴れていました。
9時15分頃。鹿児島の海岸かな?青と少し茶色が混じっている水色のグラデーションになっていますが、前日の大雨で川からあふれ出た土砂流し。
宮崎空港は海側にありますが、鹿児島空港は内陸部の霧島市なので、住宅地の真上を低空飛行。
定刻より15分遅れの9時30分着陸。手荷物を預けていないので、そのままバス乗り場へ。
たいてい空港バスは到着した便に合わせ、発車するので少し待ってくれるはずだと思ったら・・・
眉間にしわを寄せてしまいました。乗る予定だった9時30分発はなんと待たずに出発。次の直行便は1時間後じゃないですか。
要所時間を確認。直行便は35分、吉野経由は55分。計算してみたら、どちらも大抵同じ時間に着く。空港で待つより、吉野経由のバスに乗車。コロナの影響により1日70便発車する通常ダイヤに戻すのは難しく、3分の1に減らしたダイヤとのこと。もう少し、到着した飛行機の時間に合わせるなど効率的な運行方法に改善して欲しい。
空港の玄関横にあった足湯コーナー。
東京は寒かったのに、鹿児島はまだまだ夏でした!!
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半年ぶりの鉄分補充
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