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大正11年の姿に復原、天塩中川駅

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 今度は天塩中川駅へ向かいます。昨日(平成30年5月6日)、特急「宗谷」で名寄から乗車したとき、途中からウトウトと寝てしまったため、天塩中川駅に停車したことすら気づかず・・・。宗谷本線は名寄まで高速規格のレールなので、特急は速度120キロで走行可能なハイスピード。名寄を過ぎると最高速度は95キロ。駅を通過する際は若干速度を落とすそうです。起きていた友人は通過するたびにきれいに撮ってくれました。

 天塩中川駅は中川町の中心駅なので、郵便局もあります。

 中川町には約1億~7千万年前の中世白亜紀の地層が広く分布していて、アンモナイトやクビナガリュウなど、学術的に貴重な化石が多く発見されているので、マンホールの蓋ではそのようなデザインになっています。

 天塩中川駅前の風景。

 2014(平成26)年、中川町が町おこしの一環として、1922(大正11)年に開業した当時の姿に復原リニューアル。

 大正11年なら、横文字は右から左へ読み、「驛川中塩天」が正しい看板だけど、現代にふさわしい表示にしていると思います。
 戦前の横文字はほとんど右から左へ読むのは、縦書きの影響によるものだそうです。日本語で書かれた小説や雑学本などは縦書きだと右から左へ。

 ホームから見た風景。JR北海道版のホーロー縦文字の駅名票を使わず、大正11年の看板を再現。
 奥に見える「天塩中川駅」は違うかと思う。大正時代なら「驛」。

 2018(平成30)年5月7日、まだ雪が残っていました。

 このあたりだと丸太押し相撲、温泉が名物。温泉はここではなく、ところさんの番組に出ていた「天塩川温泉駅」もあったような。

 開業した大正11年に遡れば、駅員さんがたくさん駐在していたそうです。天塩中川駅の話はまだ続きます。

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