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Channel: 東京アイランド
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広島県の芸備線・三次駅

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 広島から68.8キロ、ついに三次駅到着。芸備線は備後落合駅までなんですが、列車はすべてここで折り返し。広島からここまでは比較的平らなところなので、国鉄のキハ40。ここからは険しい山岳区間に入るので、馬力アップのキハ120が使われています。

 山口県の何もない故郷の山陰本線も同じ車両。民営化後は黄色と白にグレーの帯という広島カラーだったのですが、現在は国鉄のオリジナルに戻しています。

 キハ40つながりの話題。小湊鐵道に只見線のキハ40が転勤する情報は5月の半ば頃、友人からのメールで知りました。地元に住んでいながらまったく情報が入らなかったのは灯台下暗しですかね・・・?と思ったら、コロナ渦のさなか、郡山(福島県)から甲種輸送の情報が出ると、外出自粛中や在宅勤務の鉄道マニアがわーっと押しかけては大変なことになるので、お忍びでやってきたらしいです。
 小湊鉄道も国鉄の古いキハ20をベースにして自社発注されたものなので、車内はロングシート。キハ20と同じとはいえ、車内の雰囲気は国鉄ではない。只見線から来たキハ40はワンマン改造されておらず、車内の雰囲気は国鉄のキハ40そのものなので、小湊鐵道でキハ40に乗ると子どもの頃通学に乗っていた様子を懐かしく思い出すかも知れない。山陰本線と全く同じ車両がまさか地元に!?それは奇遇。
 しかし、臨時のイベントに使われるのか、定期列車にするか、公式ホームページではまだ未公開。できるだけ、只見線カラーのままで定期運用で活躍して欲しい。そうすると、普段は小湊鐵道を使わなくてもキハ40に乗りたくて利用するようになるかも知れない。

 府中行きは14時43分。

 時間が余っているので、駅の外へ。ここに来たのは、木次線から芸備線、福塩線の旅、三次から三江線がまだ現役だった頃、中国山地縦貫鉄道旅で因美線、姫新線、伯備線、芸備線、三江線で江津まで。3回目だったのか・・・。

 三陸のあまちゃんという印象が強いのに、JR西日本のイメージキャラクター。


 府中行きもこのキハ40だったらいいですが・・・

 2番ホームは向こう側。

 オレンジカード利用不可の新型券売機。オレンジカードは1985(昭和60)年に初めてプリペイトカードが出たときは小銭を用意せず、スムーズに切符が買えるとして当時はかなり斬新なアイテムだったのに、現在はICカードが主流。国鉄のオレンジカードで最高額の切符を購入して、みどりの窓口で遠距離乗車券に乗車変更する使い方もありますが、かなり面倒。国鉄に前払いで支払ったものなので、JRの収益はないかも。

 日立製作所のMR52型。昭和時代末期に出た、ブラウン管モニターにパタパタとページをめぐり、該当する駅に緑色のピンを差し込むタイプはデスク全体の超大型。今はタッチパネルにタッチしながら入力。場所を取らず、かなりコンパクト。

 途中の塩町から福塩線に乗り入れる府中行きはキハ120でした。残念。山岳のアップダウンがなく、キハ40でも運用できるはずだと思うんですけど・・・。

 備後落合行きは険しい山岳区間なので、勾配に強いキハ120。

 府中までキハ120 322番の1両編成、ワンマン。

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