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やはり北の国はいいな・・・

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<<この記事は今ではなく、2年前の、平成30年5月5日>>

 稚内駅から6駅目の、豊冨駅。43.5キロ、運賃は1130円なり。東京から中央線で豊田(東京都日野市)までの43.1キロとほぼ同じ距離なんですが、電車特定区間の運賃ICカード利用で726円。JR北海道は線区ごとの収支は新幹線を含む全27線区が赤字になっており、経営が非常に厳しい。33年前の国鉄改革時に6社に分割すると地域格差が出るは思いもしなかったのだろうか。

 今は無人駅だけど、かつては駅事務室のあったところ。

 そのとなりは空きスペースを利用して喫茶店。たとえば、釧網本線の北浜駅とか無人駅の活性化として、喫茶店を入居させる方法は道内各地で見られます。

 非常に本数が少ないので、寄贈された漫画本も置かれていました。私物化されないように、図書館のラベル付き。山口県のなーにもない田舎に住んでいたときは汽車通学。1本乗り遅れてしまうと、1時間以上待ち。今だったら,スマホさえあれば、ひまを潰せるんですけど、昔はスマホがなかった。つい、駅のキヨスクで1冊200円とかの漫画本を買ってしまう。ひまつぶしにどうぞ!と、こういったミニ図書棚があれば、わざわざ買うことはなかったのに~。


 豊富駅の駅名票。北海道の主要駅なら、新しいLED駅名標に交換されていますが、ここは昔の蛍光灯タイプ。

 切符入れ。つい、正しく使われたのかどうか中身を確認したくなりますが・・・。ワンマンカーのときは運転士さんへ、この箱はたぶん、特急券および乗車券入れなのかも。

 無人駅でもとなりの観光案内所に申し出ればスタンプを貸してもらえそうです。

 なぜか昔の旧型客車が展示されていました。どう見ても一般旅客用の雰囲気ではない。あとで調べてみたら、救援車の「エ」を意味する、オエ61 67。(平成2年に廃車してから30年経過しているので、保存状態は芳しくない)

 豊冨町のマンホール蓋。駅スタンプのデザインにも同じような花が描かれていて、北海道に生育するユリ科の多年草「エゾカンゾウ」。

 これから宿に向かいまーす。

 古くから貫禄のある温泉宿だというのに、今どきの新しい旅館にリニューアルオープン!!


 温泉宿なので、アメニティはばっちり!!テレビも字幕あり。部屋からの眺めも北海道らしくのどかな風景でよろしい。
 平成30年だというのに、未来を暗示しているかような「和」の文字付き。この写真は平成30年5月撮影。ちょうど1年後は「令和元年」。枕崎から稚内までの話は2年続くかもと当初予想していたとおり、現在も連載中でーす。
 今年のゴールデンウィークは最後の未乗区間、富良野から滝川間の根室本線に乗車し、北海道から九州まで旅客鉄道株式会社全線達成!のはずだったのに、ずーっとホームスティ。
 

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