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Channel: 東京アイランド
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今から出発でーす

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 2019(令和元年)7月23日の朝。「おがさわら丸」に乗り込む直前までの東京は梅雨空模様。しかも低温。こんな状態で小笠原に出かけても肌寒いのではと予想はしていましたが、全然違っていました。

 1000キロ離れた小笠原ではもう夏本番。太陽がさんさんと降り注ぐお天気。
 その時点では5月1日の「令和」に改元してから3ヶ月近く。ものすごく平穏なうちに出かけたのはよかった。8月に入ると台風シーズンに入り、おがさわら丸の運行スケジュールが変わったり、さらに9月や10月では台風15号・19号・大雨で東日本が被災地に。1月に入ると、中国の武漢で発生したコロナウィルス。対岸の火事ではなく、明日(4月7日)には東京都のほか、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県の7ヶ所に「緊急事態宣言」が発令されます。
 4月4日(土)、5(日)の東京の様子がテレビで放映されましたが、山手線E235系は間引き運転しているわけではなく、時刻表とおり2~3分おきに電車がやってきますが、昼間なのにロングシートにまばらな乗客、誰も乗っていない1両とか。東京駅の新幹線改札口も自動改札機がすらりと並んでいるが、ぜーんぶと扉が閉まっていて、ものすごく暇そうにスタンバイ。新幹線の自動改札機は、乗車券のほか新幹線特急券、または乗車券兼特急券の切符を受け付ける高性能のもので普段ならひっきりなく裏面の磁気情報を読み取って改札通過の可否を判断。普段は忙しい自動改札機なのに、ぜーんぶ仕事を奪われてしまって、今にでも来ないかなと待機中。
 土日の池袋駅東口や渋谷駅前のスクランブル交差点、原宿の竹下通りはごった返すはずなのに、通行人は数人。かなり激変。

 青ヶ島村や小笠原村も、現在、島内で感染者は出ていない状態です。しかし、島民たちに不要不急の上京を控えて欲しいと呼びかけ、本土からの観光客も島内でPCR検査が可能な医療機関もないし、もし、感染が疑われた場合は本土への搬送も困難を極める状況なので、GW期間中のご来訪は考慮して欲しい、とのことです。青ヶ島や小笠原だけではなく、他の伊豆諸島の各自治体も、そのように呼びかけています。
 1番恐ろしいのは、自分は感染されているのに気づかない無症状感染のまま、他の人に伝染するケース。

 コロナに打ち勝つまで、がまん、がまんです!! 私も夏になれば、ふらりと島旅をしたくなりますが、これも打ち勝つまでお預け。

 今回お世話になったところの、ビーチコマホテル。食事も大変美味しいし、スタッフたちもとても親切。点数を付けるとしたら、合格点に達しているところです。中心地から5キロ離れていて、まわりは何もないところ。ビーチコマホテルさんが来島者のニーズを十分分析し、自動販売機で24時間営業のミニコンビニなるものを併設。

 扇浦海岸バス停に向かう途中の風景。

 扇浦のT字交差点。あちら方面は、小港海岸。自分の好きな場所の地図や地名はぜーんぶ頭の中にインプット。1番得意なところは青ヶ島村、小笠原村、檜原村。檜原村はかなり山奥なのに、地図は覚えているんですかっ!?と聞かれても、まあ、自信はあり。

 扇浦海岸の風景。海の色はやや劣る。泳ぐなら、宮之浜、境浦、小港、コペペ海岸。南島の天然プールもよかった。

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