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快速「はまゆり」で釜石へ

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 ガラガラ、誰もいない盛岡駅構内の雰囲気に違和感を感じつつも、これから釜石へ。釜石線は今回2回目。

 前回はこの切符。友人と東北巡りに利用。東京から高速バスで早朝盛岡駅到着。時間つぶしに花巻まで行って、釜石線。それから山田線で宮古、宮古から岩泉線に直通する古めかしいキハ52といったコース。乗り放題なので、十分もとが取れた切符。冬休み期間中なので、友人は音威子府駅発行の青春18赤券(常備券)を行使。赤券とは何かと言いますと、ちょっとだけ説明。今の時代、どんな田舎の小さな駅でもPOS端末が置かれてあり、マルス端末のようなオンラインでなくても印字された乗車券が発行される。払戻などの控除があっても、すべて機械が販売時点情報管理してくれて、売り上げの金額と現金が合っていればOK。硬券や常備券はどのくらい売れたか、1日の最後に手作業で計算。このやり方は敬遠されているのか、赤券は2016(平成28)年の冬をもちまして、廃止。赤券は、紙質が上等なものが使われているので、保管状態がよければ100年後も色あせない。

 連続2の切符。国鉄時代の資料を確認してみると、釜石から吉浜間はずーっと空白。吉浜から盛までは国鉄の盛線として鉄路を敷く計画があり、1984(昭和59)年に盛まで線路を締結。あとは盛線の経営を国鉄から地元に任せますと釜石から盛間を第三セクターの三陸鉄道に移管。釜石から宮古間ももともとはJR東日本山田線。東日本大震災で海岸沿いの線路は流され、JR東日本が線路を復旧させ、三陸鉄道に移管したのは2019(平成31)年3月23日。ちょうど1年前。復旧したばかりなのに、2019(令和元)年の台風19号による災害発生。JRが線路を復旧してもらったばかりなのに、今回は三陸鉄道が復旧。災害からおよそ半年後の3月20日、全線復旧。青森県の久慈から盛まで163.0キロも三陸鉄道で結ばれることになりました。全線乗車するのに4時間半かかります。運賃は3780円なり。


 指定席にした理由は・・・座席がリクライニングなので、ノーマルより快適なのは確か。えきねっとは快速列車の座席席は自由に選べることはできず、任せたら、3号車3番A席。果たして、この席は運転席がよく見えるところなのか!?

 花巻で方向転換するので、3号車13番A席、B席にしたほうが運転士さんの右側にある窓を眺められる。3番A席に割り当てられては残念。

 となりの駅は片方しか書かれていないのは、在来線のJR東北本線はここで終点。盛岡から先はいわて銀河鉄道、青い森鉄道に転換。

 釜石までおよそ2時間近くの汽車旅でーす!

 キハ111-1。1が4つも!!


 3号車3番A席は運転席の右側の列だけど、もっと前に座りたがったな・・・。
 盛岡から花巻まで座席は逆方向。

 車窓を楽しんでいたら、女性の車掌さんが検札っ!!「盛岡運輸区 入鋏済」。どうやらJR東日本管内の検札印は「入鋏済」で統一しているようだけど、無人駅から青春18きっぷで乗ってきたら、今は手書きで日付記入!?発着が無人駅同士の回数券に入鋏しても下車駅で回収していなかったら再利用とか悪用されないように、ちゃんとした日付入りの検札印に戻した方がよろしいかと。

 花巻駅で方向転換。車掌さんは1号車へ、運転士さんは3号車に入れ替え。

 岩手県でもsuicaエリア?と思ったら、ICカードをタッチする部分がありません。岩手県でsuicaが使えるのは一ノ関駅と、世界遺産のある平泉駅だけでした。

 釜石線に入ってから、ランチ。盛岡駅弁だけど、駅弁コーナーでは種類や個数はいつもより少なめ。コロナのせいで食品ロスが出ないような一時しのぎなのかも知れません。

 ラスト1個を私がお買い上げ!!弁当の下に加温するシートがついていて、ひもを引っ張って5分後。ほかほかの状態でいただけました。
 仙台の牛タン弁当も似たような機能がついていて、牛タンもほかほかの状態です。駅弁でも温かくいただけるのは東北だけなのかな。

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