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Channel: 東京アイランド
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広島空港へ

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 ずーっと昔、山口県に住んでいながらなかなか乗りに行けなかった錦川鉄道。同じ県内とはいえ、広島寄りはあまり縁がなかったかも・・・。錦川鉄道は地元の自治体が出資している第三セクター。もともとはJR西日本の岩日線。1987(昭和62)年4月1日、JR西日本に継承してからわずか3ヶ月後、第三セクターの錦川鉄道に転換。岩国から山口線の「日原」まで結ぶ陰陽連絡線として敷設していたため、路線名を「岩日線」と名付けたというのに、赤字が続く国鉄時代に延伸工事は挫折。錦町から先は未完区間。可部線も広島から山陰本線の浜田までと計画があったのに、1969(昭和44)年に三段峡まで開通させたが、わずか34年後の2003(平成15)年に可部から三段峡間は廃線。可部周辺が広島都市圏のベッドタウンになり、可部から先のわずかな区間を復活して欲しいと要望があり、2017(平成29)年3月4日、可部からあき亀山までの1.6キロを延伸開業。
 錦川鉄道さえ乗っていれば、山口県内の鉄道は全線完乗になる。JR西日本の路線としては、広島から塩町間の芸備線がまだなので、平成30年集中豪雨で一部不通となっていたが、復旧した直後ついでに出かけることに。行き当たりばったりではなく、11月23日あたりに時刻表を開いて・・・おおまかなルートを決定。

 広島行きは9時15分だけど、手荷物検査場までは20分前までに。少し前までは15分前までが締め切りだけど、現在は20分前まで。その時間を過ぎてしまうともうアウトです。昔は少し過ぎても許してくれたんですけど、今はもう厳しくなっています。「少し遅れたっていい」という考えが、飛行機の定刻離陸ができなくなる。

 万が一遅れては困るので、1本前の羽田空港行きの高速バスに乗ったため、離陸前のラウンジでコーヒータイム。

 錦川鉄道に乗るなら、山口県の岩国空港が最寄りだけど・・・錦川鉄道は非常に本数が少ない。飛行機の到着時間に合わせて乗りに行くのにどうしても1時間半の空白が出てしまう。岩国駅周辺で観光する・・・といっても、見所はなさそう。広島空港ーJR山陽本線で時間を稼いで錦川鉄道に接続できればいい。

 このあたりは鶴見線。海芝浦や大川、扇町。昭和駅もこの付近。今年の3月、鶴見線全線乗りつぶし、昭和(駅)から平成(駅)へ・・・。

 やがて富士山が見えました。

 富士山頂郵便局もある、山頂付近。通年営業しているわけではなく、7月10日の山開きから8月の半ばまで。


 あっという間に見えなくなるので、じっくりと拝見。

 羽田を発って1時間15分後、広島空港到着。

 空港連絡バスで広島空港最寄り駅のJR山陽本線・白市駅へ。

 田舎らしい駅です。

 ここでも「みどりの窓口」はあるはずなんですが・・・

 なんと!窓口が閉まっています。

 1人で仕切っているのか、7時15分から19時までの12時間のうち、8時間勤務となるように休み時間を長くして調整。お客さんが自分で操作して発券できる「みどりの券売機」の利用を促進し、対人発売の窓口を無くしたり、1人勤務態勢にして休憩時間を長くされては、機械では対応できない変な経路の乗車券などを求める客側にすれば、非常に不便を強いられてしまう。

 100キロ以上の乗車券なら、山陽本線、呉線どちらも乗車可能ですが、ここは100キロ未満なので、呉線のところは三原経由および海田市経由の二重運賃表示。しかし、IC交通系カードだとどちら経由で乗っても出るときにタッチすると安い運賃を適用するのでは。

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