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小幌駅もすごいところだけど、ここでも!

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 北海道の室蘭本線、小幌駅は利用者ゼロの状態が続き、これ以上駅として存続させるのは難しいと地元の豊浦町役場に廃止する旨を伝えたところ、待った!をかけた。豊浦町としては「日本一秘境駅」を保持したく、駅を維持させる経費を町が負担するとし、平成31年3月1日に4回目となる維持管理協定をJR北海道さんと締結。最近のニュースでは、auさんがに小幌駅真上にある、国道37号線に基地局を新しく設けたため、下にある駅まで電波がバリバリ入るようになりました。
 初めて小幌駅に出かけたのは2014(平成26)年だったと思いますが、下車客は私たちだけ。ありのままの姿だったというのに、現在はもう有名になりすぎています。青ヶ島も初めて上陸したときは秘境っぽい雰囲気が漂っていた。今のような、インターネットのブロードバンド無し、携帯はドコモが独壇場。(1999(平成11)年)。現在は携帯3社出そろうようになり、2020(令和2)年からついに青ヶ島村も光ファーバーのエリアになります。光は瞬時に動画や音楽をダウンロードできたり、画像も瞬時に表示されるので、ストレスフリーになりそうです。

 北星駅も2016(平成28)年に小幌駅と同じく存続させるのは困難とし、廃駅する計画はあったそうですが・・・現在も現役です!!

 まさしく、秘境駅。

 農家があるので、廃駅にするのは困難と判断されたからでしょうか。

 待合小屋。

 古めかしいホーロー看板の「毛織の☆北紡」は、何の会社?と調べてみたら、1950(昭和25)年、現在の「ホクレン」の前身として北紡株式会社創業。主に羊の毛を集め、製品化していた。羊毛自由化が行われた1961(昭和36)年、業績が悪化し、1965(昭和40)年に廃業。それなのに、看板が令和になっても架けられているなんて、非常にレアなこと。

 秘境にやってきた!と優越感に浸る瞬間・・・。

 この建物の中身が気になります。

 待合室の壁にあった、時刻表。かなりスカスカです。

 通過する列車に付着した雪の塊が飛来することもありますので、ホームの後ろに下がってくださいと。

 運賃表。名寄までわずか260円。(現在は、JR北海道の経営が厳しく、大幅な値上げが行われたので340円)

 入り口から見た駅の様子。古いホーロー看板はこちら側に掛けるべきだと思うんですが、列車の窓から多くの方々に見てもらえるようにホーム側にしているようです。

 通行人にばったりと出会うこともなく、クルマも全然見かけず・・・。

 全景。まだまだ北星駅の話は続きます!


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