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やっと、名寄に着きました。2両のうち、先頭車は稚内行き、後ろは名寄まで。レールの規格も名寄までは特急の120キロ高速走行が可能。ここから稚内までは特急であっても、速度は落とす。
数分の停車ですが・・・マルス(端末で発券されたもの)の乗車券ならお持ち帰りOK。手書きの補充券は原則として回収するというJR6社の中で切符の取り扱いがかなりシビアなJR北海道。枕崎から稚内ゆきの正式な手書きの補充券、旭川から稚内まで指定席特急券を所持しても、稚内の改札を出るのに、補充券は強制没収、マルス券の特急券はお持ち帰りOKですと片方だけ返されても困る。両方とも、持ち帰りたい。だったら、南稚内→稚内の乗車券と自由席特急券を東日本のMV機(指定席券券売機)で用意する方法はどうかな~?と時刻表博士の友人に相談すると、南稚内駅は有人駅だし、北海道は発車10分前にちゃっかりと改札をする。南稚内駅の改札を通過した「入鋏済」を証明していない、未使用状態の切符で手渡しても、実際は遠くから乗ってきて、南稚内から1駅区間を行使するキセラーだ!!と駅事務室に連れて行かれ、取り締まりの対象になるのでは。友人の「JR北海道は民営化の地域格差により、経営がとっても苦しいところなので、名寄から稚内までの区間を二重投資してあげましょう」という意見に同意し、作戦。
現在も官営の国鉄だったら、本州の収益を北海道の赤字を補填することはできるが、今はJR北海道。札幌都市圏のみの収益で全道を賄えるのは非常に厳しい。
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切り離す作業開始!!
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先頭のキハ54は旭川から稚内まで長距離運行。後ろのキハ40はここで折り返し、旭川へ戻ります。
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いちおう、ここでも名寄市。道北地方の商業、産業の中心都市だというのに、電話の市外局番がね・・・東京の伊豆諸島・小笠原諸島と同じく5ケタ。伊豆諸島、小笠原は04992から04998。関東地方の中で1番端っこなので、99の多い番号。伊豆諸島最南端の青ヶ島村は04996-9-****。
名寄市は01654。平成の大合併で市外局番が3ケタが多いさなか、市部で5ケタは珍しいと思う。おしゃれな街と言われている吉祥寺は武蔵野市。東京都の西側は「042」で統一しているのに、武蔵野市や三鷹市のみ4ケタの「0422」のまま。中学のときは非常に変わっていて、全国の郵便番号、市外局番を全部覚えていて、その番号を見ただけでおおまかに何々県!と答えられるように。頭が柔らかい子供の頃にインプットしたものが今でも使えるんですが、もう・・郵便番号や市外局番よりも、英語とか語学に力を入れればよかったのに。