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イルカ島と言われていますが、正式名称は「日向島(ひなたじま)」。イルカだけが住んでいて、日常生活を営む住民は居ない無人島。1959(昭和34)年に「イルカ島海洋遊園地」を開業し、島全体が遊園地となっているので、レジャー施設となっています。
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有料でイルカのタッチング。私は参加していませんが、遠巻きで観察。イルカくんは人間に飼われているので、飼育員の言うことに従い、行動。小笠原や御蔵島のイルカくんは野生なので、触ったりすることは厳禁となっています。人間だって面識のない人にタッチングされるのもイヤだと同じ気持ち。
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ミニ水族館があったので、そこへ行ってみました。
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見ているだけでも癒やされます。
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皮膚についた有害物質を食べてくれる、ドクターフィッシュ。
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もし、水虫ができたら、本当に食べてくれるんでしょうかねぇ・・・。
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他に見所がないので、そそくさと撤退。船の改札係が「えっ!もう帰るんですか?これからイルカのイベント盛りだくさんですけど?」と本日のイベントスケジュール表に指さし。苦笑いしながら(乗ります)とアピール。
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さすがに帰るのが早すぎたのか、ガラガラ。
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ちょうどお昼時なので、何を食べようかな~。
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ここのお店のおすすめはジャンボ海老フライ。「あの~、これ!」と写真に指さし。
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さっそく運ばれてきました!!ぷりぷりとした海老の食感が美味しい。ごちそうさまでした!
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今度の目的地は、山口県のなーにもない漁村、「長門二見」の本家へ向かいます。今から半世紀前・・・50年前の長門二見は住民がわんさか~いて、二見小学校の児童数もかなり多かった。國鐵の長門二見駅も駅員さんが8人も駐在し、24時間体制で駐在。昭和39年の復刻版時刻表を確認すると、下関方面の始発は3時47分、京都からの811レ。長門市方面の最終列車は0時41分、門司から米子行きの812レ。811レの「レ」は客車を牽引する機関車を意味します。当時はD51蒸気機関車、1日かけて走破する長距離列車なので、寝台車も連結。街を形成していたのに、現在は100年以上の歴史を持つ二見小学校が児童数が減少し、数年前に廃校。空き家も多くなり、すっかり過疎地に。このままでは二見が廃れてしまっては困ると、いとこが海辺の小さなレストランの「シーフレンズふたみ」開店。
小笠原の二見港がある集落は旧東京府小笠原島大村という自治体があった。「大村」の地名をそのまま引き継がれ、現在は小笠原村役場をはじめ、郵便局、観光協会、数だくさんの飲食店、宿泊施設など経済の中心地。ゴールデンウィークやお盆、年末年始のハイシーズンだと大勢の人が行き交う場所。