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伊勢奥津駅周辺

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 2019(令和元)年9月17日。猛烈な台風15号が去ってから1週間経ちますが、千葉県の各地では懸命に復興中です。県内で未だに6万軒も停電中です。わが市内も、停電エリアが広域に及んでいましたが、現在は数千軒に減りました。倒木の処理などで作業量が増え、完全復旧は27日を目途にしているようです。1日でも早く復旧できますように。
 JR久留里線を除き、県内のJR線は復旧できました。小湊鐵道も大正、昭和、平成、令和の1世紀も続いている駅舎。大正時代の建築物はとても頑丈に建てられているので、駅舎は無事。しかし、瓦が剥がれ落ちているところもあります。上総山田駅まで列車での運転、上総山田から里見までは電気や通信回線が損傷している箇所が多く、バス代行。里見から先は山岳路線になり、復旧の見通しが立っていません。
 名松線も、2009(平成21)年10月8日の台風18号により、家城~伊勢奥津間のおよそ40箇所で土砂崩れや路盤流出が生じ、2016(平成28)年まで全線運休。不通区間はバス代行。2009年といえば、ちょうど10年前です。
 JR東海さんが家城~伊勢奥津間を廃線にしてバス代行にしようと考えていましたが、沿線の自治体が鉄道を存続させたい。2011(平成23)年、JR東海、津市、三重県の三者間で協定書が締結され、復旧工事。

 そのような長い歳月をかけ、鉄路が災害前の姿に戻れました。本当はずっと先の名張まで鉄路は続く予定でした。

 左側に見えるものは・・・

 蒸気機関車に水を補給する「給水塔」です。ずっと昔、蒸気機関車がここまでやってきて、水を補給。

 駅前の懐かしい風景。

 1985(昭和60)年からタバコは民営企業の日本たばこ産業株式会社に移行、塩も1997(平成9)年から塩専売制度が廃止。その2年後の1999(平成11)年から青ヶ島の名産、ひんぎゃの塩製造開始。昔は、タバコや塩を国営で売り、民間で製造や販売したら法律で罰せられていました。NHKドラマの「まんぷく」も戦後、国の役所に製塩業認可を出すなどのシーンが出ていましたが、勝手に塩を作って販売してはならない法律があったため。青ヶ島村の「ひんぎゃの塩」は塩専売制度が廃止され、ひんぎゃの熱で塩の結晶を作る発案者はとても素晴らしい。昔は村の事業だったのですが、現在は「株式会社青ヶ島製塩事業所」。社長さんは、ブログでお馴染みの「お山さん」。

 昔は、生活百貨用品も販売。どんな商品が売られていたか気になるところ。

 これは・・・

 駅前の旅館だったのですか!?レトロっぽさ雰囲気を味わいたく、泊まってみたいんですが、あいにく松阪駅前のホテルを予約。

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