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釧網本線の駅は面白い!

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 摩周駅を出ると、次は・・・

 美留和駅。

 撮影日は平成30(2018)年5月5日。来年の今頃は、新元号になることは知っていました。まさか、「和」が再び復活するとは思わなかった。平成31年4月1日の朝。新元号が発表される数時間前。私は頭に「K」が付くのを予想していたのに、友人は「和」が付くはずだと予想。「昭和」の「和」が再び付くのはあり得ないな…と思っていたら、本当にぴったんこ。菅官房長官が額縁を持った文字を見て、命令の「令」に和解の「和」!?なんで「命令」?国が国民に命令するってこと?と、すごく違和感を覚えましたが、そのあとになって、万葉集の「初春の令月(れいげつ)にして、氣淑く風和ぎ」という由来を知ってから、今ではもうすっかり馴染んでしまいました。
 「平成」のときは、私がまだ子供のころだった。当時小渕官房長官が「平成」の額縁を持ったとき、すぐ「へいせい」と読めて、そのときの第一印象は「平和」、「成し遂げる」だったのは確か。「昭和」は改元時に私はまだこの世にいなかったので、何とも言えぬ・・・。
 父の1番姉に当たる、伯母が平成31年4月の終わり頃、5月の「令和」に改元されるまで持ちこたえるかどうかという内容の連絡が来て、どうにか生き延びて欲しいと願っていましたが、平成最終日に大往生。昭和に改元された直後に誕生、平成の最終日に天寿を全う。
 この先長くないかもと心配して、2年前の平成29(2017)年、山口県最東端の岩国駅で「根室→【区】東京都区内」の乗車券を購入後、老人ホームで対面。あの頃はとても元気だったのですが、人間はどうも寿命があるようで・・・。

 ここでも貨物列車の最後尾に付いていた車掌車を駅舎に改造。「ダルマ駅舎」と言われています。なぜ、ダルマなのかと言いますと、車輪のない姿がダルマのようだということ。ダルマは差別用語だという批判も出ていますが、鉄道ファンの間では決してそのように意識して付けた名称ではありません。

 美留和の次は、川湯温泉。

 観光地なのか、乗降客はそこそこ。

 つぎは、「みどり」。JR東日本のコーポレートカラーの駅ですね・・・。ここは北海道なんだから、JR発足時に「緑」から「もえぎ」に改名すればよかったのに。JR北海道のコーポレートカラーは萌黄色。本州よりも早くも冬になり、長い間厳しい冬を耐える道民にとって、春先の少しでも芽生える萌黄色は、特別な意味合いがあります。
 それでJR北海道はJR東日本の兄弟として、この色、と決められたかも知れませんね。JR西日本の青と、JR四国のスカイブルーも兄弟。

 緑駅舎。

 緑駅全景。

 次は、咲来と書いて、さっくる。

 網走までまだまだながーいです。運転士さんは始発の釧路からずーっと同じ方。トイレに行かなくても大丈夫なのかと心配する頃。

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