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長崎から佐世保まで国鉄色のキハ66

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 今乗車しているキハ66は「快速」なので、次の停車駅はハウステンボスだけど、すれ違いのため運転停車。南風崎駅です。はえのさき、と書いて「南風崎」なんです。沖縄でも南風原と書いて、「はえばる」。沖縄県の県都、那覇市の少し東側に位置しており、沖縄戦争のときは敵に気づかれないように陸軍病院壕群を構築したところで有名なところです。負傷者が次々と運ばれ、当時、ろくな治療道具や麻酔などは十分な備えがなかった。麻酔無しで手足を切断・・・。このような太平洋戦争開戦の宣告をしたのは大日本帝国。廣島・長崎に原子爆弾が落とされた6日後、降伏。8月15日に終戦を迎えました。大日本帝国が開戦宣告していなければ、沖縄や小笠原の硫黄島も平和な島だったに違いない。
 「南風崎」の駅名を見ただけで沖縄を思い出したように書いてしまいました。

 次はハウステンボス。オランダの街並みを再現した、テーマパーク。この周辺に宿泊施設もあり、これもオランダっぽい雰囲気が漂います。パスポートいらずで入国できてしまいます。国内に居ながら異国情緒が漂うところ。

 次は早岐。

 先頭の2両は佐世保行き、後ろの2両は早岐で分離。

 佐世保までわずか8.9キロなので、そのまま4両で行ってしまえばいいのに、何でここで分離するんですかね??

 国鉄時代、離婚して、再び再婚・・・といったような「分割」「再連結」する汽車もあった。たとえば、急行「あきよし」や「さんべ」。山陰本線経由、益田で山口線経由で分割、長門市で美祢線経由で分割。再び下関で再連結して九州に向かう。九州から山陰方面は下関で分割して、長門市、益田で再連結。
 当時は日本国有鉄道なので、本州と九州、お互いに直通しあっていましたが・・・現在は九州と西日本の境界駅、下関で線引きされています。

 車内広告の張替。


 佐世保市街なので、大塔駅は都会の真ん中。

 日宇駅。

 終点、佐世保。

 お疲れ様、キハ66。折り返して、再び長崎行きになりました。

 キハ66の1つ足りないところは・・・

 このような赤いJRロゴマークがない。
 あくまでも「国鉄」を再現するため、あえて張らなかったかも知れませんが・・・。

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