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時代は遡ること、戦後の高度経済成長期に入った1950年代(昭和25年から35年)。林業の開発により、住処や食料を失ったサルたちが山から下りて農作物を荒らすなどの被害が出るようになりました。
初代の公苑長がサルたちを山中に留め、人間とのトラブルを起こさないようにするため、3年がかりで人里離れた地獄谷に公苑を作りました。あれから半世紀以上。公苑に訪ねる方々にルールがあります。
1 食べ物を与えない、見せない。
2 サルに近すぎると、サルの世界からにすれば「威嚇」にあたるので、近すぎないようにする。
3 サルに触らない。人間の世界だって同じです。面識のない人にいきなり触られると不快になります。
4 サルを怖がらせるような、特殊な撮影は禁止(自撮り棒やドローン等)
このルールを守っていれば、サルたちは人間との共生を図り、人間に危害を加えません。
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人里離れた場所にあるのは、人間とサルとの棲み分けを図るためなんです。
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普通のスニーカーだと歩きづらいのは確かです・・スパイクをレンタルしてでも装着すべきでした。
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向こうから外国人数人が道幅いっぱい歩いてくるので、よけようとしたら、転んで転倒。(あのな~!!おまえら!!道幅いっぱい歩くんじゃなくて、後ろに並んで歩けっつーの!!通行区分をしっかり守れ!!)
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私の近くまで歩いてきたときは正直に言って、ビックリしました。サルといえば、凶暴、ずる賢いのイメージが付きまとってしまいますが、それは、容易な餌付けや人間との不適切な関わり方をした結果なんです。たとえば、人間の食べ物を容易に与えてしまい、サルが人間の食べるものは美味しいものと学習してしまい、人間を見かけただけで襲ってしまいます。
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建物は、宿泊施設の「地獄谷温泉」。サルたちの温泉と同じ泉質が使われています。
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テレビで何度か見かけましたが・・・やっと現地に訪ねることができました!!無駄のないプランニングを組み込められる時刻表博士ですな~。
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抱っこしたくなるほど、可愛いお猿さんですが・・・触ったりすることは禁じられているので、撮影するしかないです。
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親が「寒くなったら、この温泉に入るんだぞ」と子に教え、ずーっと半世紀以上から受け継がれています。