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佐世保からの松浦鉄道は国鉄からJR九州に継承してからわずか1年で第三セクターに転換。もし、現在もJR九州として経営していたら、その区間も含めて東京まで通しで買えたんですが、現在はJR-松浦鉄道-JRといったように通過連絡運輸は現在廃止されています。そんな乗り方をする人はいないので、通過連絡運輸の廃止はやむを得ないかも・・・。
左上の「IC」マークは、JR東日本の指定席券売機にIC交通系カードで決済したものに印字されます。何でそんな買い方をしたかと言いますと、クレジットカードと紐づけているスゴカも、カードの有効期限とともに残高があっても無効。うっかり失効してしまっても、JR九州のみどりの窓口で残高から手数料220円を差し引いて払い戻しを受けられるが、こんなの面倒くさいからカードの有効期限がまだ残っているうちに、発券。JR北海道のキタカも然り。カードの有効期限が切れたとたん、チャージした分も使えなくなる。わざわざ北海道の窓口で付け替えをしたほど。JR東日本のスイカはかなり太っ腹。カードの有効期限到来に伴う残高の払い戻しは手数料無料。クレジットと別にしているJR西日本のスマートイコカが1番便利。
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国鉄時代末期に出た、新しい電車。国民の税金で賄えるうちに国鉄がJRへの置き土産として、交直流どちらも使える415系1500番台を多量生産。関門トンネルを潜って下関まで、もしくは山陽本線に直通。山口県といえば、古くてボロが多いさなか、この電車はかなり斬新な印象だったと記憶。
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方向幕がLEDに置き換えられているのが多いさなか、そのような回転式は今となっては懐かしい。
国鉄時代だったら、列車行先札を列車の側面に差していた。この正式名称は「サインボード」。国鉄といえば、電報略号を多く使われていた。例えば、車掌さんは「レッシャチョウ」を略して「レチ」。運休は「ウヤ」。取り消しは「トケ」、よろしくは「ヨロ」。今の時代とは異なり、電報で連絡するものなので、短く、正確に情報を伝達できるようにしていた。「サインボード」の略号は「サボ」。
「サボターシュ」の語源も、国鉄時代、ストライキの戦術としてサボの交換をしない怠業から来る言葉??かと思い、調べてみましたが、違うようでした。仕事を怠けるというフランス語の「サボタージュ」から日本語のサボるに変化。
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関門トンネルは国鉄資産の415系がバリバリ現役中。関門トンネルはJR九州の所管になり、電気は直流。JR西日本へつながる関門トンネルのために、JR九州さんが新しい交直流電車を作りたがらない。交直流どちらも使えるとなるとコストがかかりすぎる。JR西日本も、山陽本線は直流だし、九州につながるため新しく交直流電車に投資しない・・・で両社のいがみ合いが続き、関門トンネルの電車は民営化32年経っても国鉄資産のままでなかなか新しくならない。あなたももう、歳・・・取りましたね。
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佐世保行きの汽車・・・あまり期待しないでいたら、ビックリ!!!
国鉄色のキハ66が4両も!!!
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わざと、この汽車に乗る!と狙っていないのに、これは大きなサプライズ!!
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国鉄色はこの4両しかなく、偶然乗れたら「幸せ」になれるそうです。
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懐かしい国鉄の香り!!
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国鉄の急行色なので、座席も少しグレードアップ。
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昨日は2両編成だったけれど、今日は一気に4両編成に乗れるとは思いもしなかったわ!!
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1975年製造。昭和50年ですね。ちょうど、山陽新幹線が博多まで開業した年。小倉や博多も東京からの新幹線が停まるようになり、筑豊地区の輸送アップのために、高性能ディーゼルカー導入。
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あれから、もう何年経つ・・・??電卓を取り出して計算。もう・・・あっという間に44年前ですかね。
網の目のように巡り張らされた、筑豊地区の鉄道路線も次々と廃線に追いやられ、辛うじて現在も残る路線は、架線を張り、電化。折尾から若松間も、非電化区間でも走行可能な蓄電池電車819系導入。昔なら筑豊地区が主役だったキハ66が今は長崎に転勤し、主に大村線で活躍中。