Quantcast
Channel: 東京アイランド
Viewing all articles
Browse latest Browse all 6808

検査だけでも6時間っ!

$
0
0
 ジローさんの行きつけは、2つの大きな病院。主治医のいらっしゃるメインの病院と、サブの病院。2年前の健康診断であなたの腎臓機能が低下しています。至急、掛かりつけの医者と相談してくださいと通知が届き、「腎臓の専門医を紹介しましょう」と紹介状を持って、サブの病院へ。どちらも、入院棟を備え付けている大きな病院だけど、メインの病院は事前に予約を入れていれば、すぐに順番が来て、そんなに長く待つことはない。サブの病院はね・・・・予約を入れていても、受付から病院を出るまで6時間もかかる。
 サブの先生も、朝からずーっと休みなく、14時になっても、診察中。投げやりにすることはなく、結果表を見て丁寧に説明をしてくれるんですが・・・順番が来るまで5時間なんて、そんなのあり!?
 初診時は1日の塩分摂取量が16gもあり、このままですと、腎臓がさらに悪化する恐れがあります。1日6g以内を目標にしてくださいと、言われ、塩分の摂取量に気をつけながら・・・平均にして9グラムを維持。いったん、腎臓病は悪化すると元に戻ることが難しくなるはずなのに、eGFRの数値が正常になっているので、

 「正常ならもうこんな病院に行くもんか!!」と吠えまくりでした。
 今後、主治医さんに「紹介して下さった、あの病院はね・・・待ち時間がとっても長くて苦痛なんですよ。あの病院に行くのをやめる、と言っていますので、こちらの病院で血液検査や尿検査などでeGFRの数値が判明できるのなら、ここで診てもらいたいんですよ」と相談してみるつもり。
 メインの病院は採血する看護師さんはいつも決まっているが、サブのところは毎回変わる。顔を見て、あの人がいいとか自分で決められず、番号が来たら、指定されたところへ行く。待っている間にジローさんが「あの人は痛そうだな・・・あの人はベテランっぽい。おや?おじさんが採血やるんですか。ゴツゴツとした手で刺されると、痛そうだなぁ・・・」とブツブツ。「じゃあ、あんたはあのおじさんのところだね」
 順番が来ました!男性の看護師さんのところへ。一瞬、「男に採血されるのは初めでですよ!!」と不機嫌な表情をしたが、まな板の鯉ですよ、さあ、行きなさい!!
 
 「痛かった?」
 「あんまり痛くなかった」
 「ほらほら!おじさんだから痛そうや、痛くなさそうとかは関係なし!!」

Viewing all articles
Browse latest Browse all 6808

Trending Articles