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やっと着きました。敦賀駅

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 三方駅。「相手を味方につける」という言葉があるとおり、「みかた」駅。ご自身の姓名になっている駅から三方ゆきの切符も面白そう。

 三方駅全景。ちなみにここは「福井県三方上中郡若狭町」。福井県三方郡だけでもう十分なのに、三方上中郡(みかたかみなかぐん)。
 「郡」は行政区画に含まれていますが、平成の大合併で「町」や「村」が消滅しているので、「郡」は全国的に減少しています。
 東京都も、昔は東多摩郡(現在の中野区や杉並区あたり)や豊多摩郡(渋谷区や新宿区)もありました。明治時代にタイムスリップすると、都心であっても「豊多摩郡淀橋町、内藤新宿町、渋谷町など田舎風景がまだ残っていたそうです。現在は奥多摩や檜原を擁す西多摩郡のみ。

 次は気山駅。

 駅全景。

 初夏の風景なので、インスタ映え。

 美浜駅。千葉市の幕張新都心というエリアも、美浜区なんです。千葉市に美浜という駅名は1つもないのに、福井県にありましたか。

 東美浜駅。

 粟野駅。この駅名に「長門」を冠すれば、山口県下関市(旧豊浦郡豊北町)の長門粟野駅。子どものころ、しょっちゅう喘息にかかり、よく伯母に連れられたところは長門粟野駅前の病院。昭和時代なので、病室の待合室に灰皿もあって、診察室も医師の灰皿もあった。喘息の発作で病院に行っているのに、タバコの煙で充満している、という今の時代は考えられない現象。ローカル線の国鉄も同じだった。禁煙車ではないため、朝のラッシュアワーであっても、ボックス席に座っているサラリーマンが紫煙をくゆらせる。通勤型の国鉄103系はロングシートなので製造時から禁煙仕様だけど、駅ホームは凄まじかった。サラリーマンがホームで吸い放題にして吸い殻を線路に捨てる。改札パンチで切り込みを入れた最低区間のきっぷもあちこち散乱。改札口に入るために安い切符で鋏を入れてもらったあとはもう用済み。下車駅付近では定期券を見せて出場。(今の時代は、絶対に無理です。入場記録がない切符や定期券は「入場記録がありません」と扉が閉まる)
 昭和時代のエピソードだけど、禁煙化およびキセル対策が進んでいる今のほうが断然と良いに決まっています!!

 西鶴賀。

 まもなく、交通の要所、敦賀駅です。

 北陸新幹線がここまで延伸するのは2022(新元号4)年の予定。

 4年後は新幹線駅になるので、それっぽい雰囲気が漂います。実は去年の3月も敦賀に立ち寄って駅前のホテルで宿泊。翌日は小浜線全線完乗をしているので、今回で2回目。

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