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Channel: 東京アイランド
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最北端への第一歩!!

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 あれからもう1ヶ月経つのに、まだまだ枕崎を出発していない状態で記事を書き続けた理由は・・・ズバリ!友人の撮ってきたデジカメの画像待ちでした。自分が撮ってきた画像を見ても記事にするほどではないなと思うことが多いですが、友人はアングルなどしっかり計算して撮っていて、私が撮っていない部分までたくさん入って送られてくるので、本当に助かります。

 新しくなった枕崎駅舎。もともとの最南端のレールは100m先だったけれど、現在はここに移転。レールは少し小高いところにあり、駅舎もそれに合わせ、嵩上げしていますが、バリアフリーに対応するため、左側にスロープは付いていて、出入りは向こう側から。

 喫茶店っぽい雰囲気がする駅待合室。机もあるので、列車の来ない時間帯なら自習できそうな環境。

 表面は 枕崎から稚内だけど、裏面までは見ていなかった。このあたりで生産されたスギの木材を使用しているとのこと。

 枕崎の駅名標。鹿児島中央駅でもJR九州のホテルが同居し、改札口まで数歩。ここでも、改札口から徒歩1分で枕崎ステーションホテルがあります。予約するときのリクエストでトレインビューのお部屋を抑えていれば、お部屋から枕崎駅全景が見られます。
 夏季の間なら、鹿児島中央17時21分発枕崎行きの汽車に乗れば、18時26分に到着。まだ明るい時間帯に全線の風景を楽しめ、駅前のホテルで一泊する方法もあります。
 冬季の間は・・・鹿児島中央12時5分発枕崎14時31分着がお勧めかな。12月でも17時くらいまでは、まだ明るいので駅前の観光協会で電動自転車をお借りして、火之神公園というところから立神岩の背景に沈む夕陽を楽しむのも良さそう。JR九州の駅名票は御覧のとおり、観光名所のイラストになっていて、このデザインは「立神岩」。

 本当は枕崎市を観光すべきですが、今回の最大な目的はこれ。

 JR西日本のキハ47はサボを廃止し、電光LED表示に改造されてしまいましたが、JR九州は次々と新型車両を製造するので、古い車両には手を付けない方針。鹿児島中央の下に小さく「カオ」表示は、電報略号。鹿児島支社は「カコ」。「カオ」は鹿児島中央を2文字に短縮。
 ちなみに枕崎は「カコマク」。今のマルス端末はカナで検索しても、漢字の駅名ですらりと候補が出てくるが、大昔の穴にピンを差し込むパタパタマルスでは、ビットやバイト単位での通信でも今の時代からにすると微少。しかし、当時は、ビットやバイトでの通信でもかなり莫大な量でメモリも食うので4文字のカタカナでホストコンピュータと交信。経由も、「カコシ-サンヨ-サンイ」を何度も目にした。(カコシは鹿児島本線、サンヨは山陽本線、サンイは山陰本線)「ヨロ」も同じく、「よろしくお願いします」の電報略号。

 まもなく、ここから北の最果てへ向け、出発します。

 13時18分。定刻通り、発車。ここまで動けば、最果ての稚内まで4000キロのうち100m。確実に少しずつ、時間をかけて鉄路で北上しまーす!!

 枕崎駅は無人駅のため、入鋏スタンパーの代わりにこれで証明。本当は観光協会に委託すれば、枕崎駅の改札スタンパーを入れてもらえたかも知れません。

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