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Channel: 東京アイランド
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「快速」なのに「特急」並み

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 近畿日本鉄道と競合する区間なので、JRも負けじと快速であっても、特急並み。王寺を出ると、次は久宝寺(きゅうほうじ)。15キロもノンストップ。
 辛うじて「かわちかたかみ」と読める駅名を通過。かわちは「河内」なので、旧国名で河内の国。つまり大阪府の東側。ここからもう大阪府。これでも自然豊かな山間をかなりハイスピード。東京で言えば、青梅線あたりでしょうか。青梅線はくねくね曲がっていて、新型のE233系もそれほどスピードは出ない。こちらの関西本線はほぼ直線でしかも複線なので、特急並み。柏原(かしわら)通過!!大阪府柏原市の中心駅なのに通過!久宝寺停車。車内はかなり混雑。だから、写真は撮れず。
 まもなく、大阪環状線の天王寺駅到着。今乗っている電車は大阪環状線の西側、大正や西九条経由で大阪まで大阪環状線の一部を通過して大阪まで。大阪環状線の快速を山手線に例えると、品川~東京~田端間の山手線を通過する京浜東北線の快速。

 天王寺に到着するなり、混み合っていたお客さんはどっと降りていかれ、私も押し寄せられるように流れ、辿り着いたところは阪和線ホーム。

 なるほど、ここは阪和線の始発駅。

 さすがに大阪。慣れない激混み。

 ここはJR西日本。経由欄をしっかりと確認。名古屋・関西・大阪環・京橋・東海。天王寺で大阪環状線の京橋回り(東側)なので、途中下車の小印押印。
 
 JR東日本で3千円消費した分をここでチャージ。東京で使うときはイコカ。大阪で使うときはスイカ。かなりひねくれた性格であべこべな使い方をするのはずっと昔から。

 ここでもオレンジカード対応でした。国鉄のオレンジカードを多量保存しておきながら本当に使う出番無し。1985(昭和60)年に出たオレンジカードに関する規約では「有効期限は設けない」となっているので、使えなくなる日はたぶん来ないかも。
 JスルーカードとはJR東日本のイオカードに対抗し、JR西日本エリアの自動改札機に前払いのプリペイドカードをそのまま差し込み、運賃を差し引かれる仕組み。ところが、現在はIC交通系カードが定着しつつ、Jスルカードは10年前の2008年に廃止。イオカードも2006年に廃止しましたが、残高が残っていれば、券売機で購入可能。

 JR東日本(スイカ)、JR北海道(キタカ)、JR九州(スゴカ)は残高が最低の乗車区間に満たさないときはアウト!!つまり隣の駅までの最低運賃に満たさないときは「ピ―――ピピピピ」と鳴り、通せんぼ。クレジットのオートチャージ設定していれば、タッチしたとたんチャージ決済。
 JR西日本のイコカは残高が1円以上入っていれば、扉は開く。下車駅でチャージするなり清算。JR西日本は東と異なり、下車時の後払いでいいですよ、と柔軟な対応。

 ここから関西本線の終点、JR難波までは経路区間外なので、乗車券購入。

 うわぁぁぁ、懐かしいですよ。東日本ではもうすっかり消滅してから早10年。

 そうそう、この車内の雰囲気が懐かしいです。今のE233系ができる前の中央線201系そのもの。

 国鉄フォントではなく、西日本独特のフォントに変更。

 中央線通勤の朝はラッシュアワー地獄。車内の奥に入って、人に揉まれるよりもドア付近で立っていたほうが楽。お客さんがドアに目掛けて駆け込み乗車するのをやり過ごして、ドアが閉まりかけたとたん、私も無理を承知したうえで乗る。バタンと閉まったときは目前はドアの窓ガラス。通勤特別快速なので、三鷹まではずーっとノンストップ。三鷹で扉が開くなり、猛ダッシュで地下鉄東西線直通のホームへ。始発だから、ドアが開くなり我先にと椅子取り争奪戦。
 今も相変わらず・・・早朝の駐車場争奪戦。都心のサラリーマン時代も座って通勤する方法を模索。今も駐車場の枠に入れるのは早いもの勝ち!どちらも朝早く起きなければ勝負に負けてしまう。オウムの地下鉄サリン事件に巻き添えになりそうになった時は、千代田線通勤。わざわざ1時間以上も朝早く出かけ、逆方向の我孫子へ。我孫子始発千代田線直通を狙い、座って通勤!だから・・・今もプクプクと太り過ぎているのが悩み。

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