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Channel: 東京アイランド
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伊予西条駅

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 今宵の宿は石鎚山駅近くだけど、特急は運転停車(時刻表では通過扱い)。ちょうど伊予西条駅に鉄道歴史パークが併設されているので、見学したい。午前9時から午後6時までだけど、最終入館時刻は午後5時半まで。特急が17時28分に停車、併設している隣の建物へ駆け込み。
 17時30分までに来客が来なければ、早めに切り上げて帰ろうと思ったのに、厄介な駆け込みギリギリの客。「残り30分しかないので、見学は北館エリアのみになりますがいいですか?」(本当は広い敷地なので、満足いくような見学は2時間を要す)
 残り30分だけなので、見学エリアが限られているのは仕方がない。今のうちにじっくりと!!

 本館に入ると真っ先に0系新幹線がお出迎え。そういえば、国鉄時代に大阪を起点し、鳴門大橋~四国を縦貫して八幡浜市~大分に至る四国新幹線を構想していたこともあった。民営化30年、JR四国が高性能特急を相次いで導入しているので、四国島内の移動はかなりスピードアップしている。

 今の新幹線はすべてデジタル化されていますが、1963(昭和38)年製造の0系はすべてアナログ。

 メーターは260まであって、当時は210が最高速度だった。1945(昭和20)年の終戦宣言後、銭単位の貨幣を通用廃止したのは1952(昭和27)年。(銭単位の郵便切手を廃止する公示はなく現在も通用。ただし、単品ではなく円になるまで組み合わせが必要)わずか12年後の1964(昭和39)年、東京から新大阪までの東海道新幹線開通。それまでは153系によるボンネット型の在来線特急「こだま」は7時間かかったのに、0系の登場により4時間に短縮。今の「のぞみ」はわずか2時間半。かなり昔になりますが、映画の昭和30年代を舞台にしたALWAYS三丁目の夕日に特急153系登場。小雪さんが乗って・・・のシーンあり。

 当時の國鐵は喫煙王国だった。

 2020年の東京オリンピックに向け、飲食店を禁煙にするか論争が行われていますが・・・国会議員のほとんどは愛煙家。こういう法案は迷惑だから握りつぶすつもりなんでしょうか。先進国でタバコ代が安く禁煙対策が遅れているのは日本だけと聞く。

 昔の国鉄はおせっかいすぎる。デッキまでも灰皿。

 今だったら、考えられませんが、座席の真後ろに灰皿。もし、今だったら、私の真後ろでタバコを吸われたら、睨みつけると思いますよ、きっと。

 これも懐かしい。山陰本線の蒸気機関車のデコイチ(D51)が引退した直後は、先頭の機関車をDF50に付け替えていた時期もあった。ところが、故障による運用やメンテナンスの面でトラブルが多く、すっかり安定しているボンネット型のディーゼル機関車DD51運用に移行。

 DF50のナンバーワンは・・なんと1956(昭和31)年製造。

 切符もいろいろ展示。もう少しいろいろ調べたいところですが、閉館時刻が迫ってくる・・・。

 18時になったので、退出。

 伊予西条駅は自動改札化されていないので、昔ながらの風景。マルス端末は最新型のMR52型に更新済。

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