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青ヶ島のマグロを直送便

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 青ヶ島周辺の波がピタっと凪いだ、先週の週末。釣り師さんがでかいマグロを釣れたとのこと。うわー!嬉しい!と返事して翌々日。
 赤い郵便屋さんの軽自動車が我が家の前に停まった!!お兄さんが中から細長くてでかいものを取り出し、うーん、重たいと我が家の玄関まで届けてくれました!

 郵便局のゆうパックは30キロまでだけど、これ・・・たぶん20キロはあったんでしょうか。すごくでかくて1人では持ち運べないくらい。

 オリジナルのテープで封するなんて、日本一秘境村の青ヶ島だというのに洒落ていますね。

 開けてみたら・・・業務用の氷で詰めていたのか、溶けていない状態で届きました!!郵便局はチルド(5度)しかなく、冷凍の取扱いはないけれど、冬の間は氷点下の状態でお届け可能。ライバルのクロネコヤマトさんは青ヶ島村宛でも常温なら送れるけど、クール宅急便の取り扱いは無い、とのこと。離島でクールの取扱いができるのは人口が多く都会的な大島と八丈島のみ。郵便局なら、小笠原村、沖縄県の北大東島、与那国島まで全国津々浦々チルド可能。
 沖縄県の北大東島や与那国島に知り合いがいなくて、ここから送ったことはないけれど、「送達日数を調べる」で調べたら、ゆうパックは7日以降と表示。ハガキや封筒とか軽いものはすべて空輸なので、3日後。ここから送ると、中継地は那覇中央郵便局まで空輸。北大東島村宛だと、船便に回すので、かなり日数がかかる。空輸するのに禁制品が含まれている場合は、陸路輸送に切り替え。ここからずーっと鹿児島までトラック。鹿児島から先は船なので、余計に日数がかかる。
 青ヶ島村宛でも八丈島からヘリで運ばれるのは、60サイズや80サイズの軽めで「チルド」指定のもの。あまりにも大きくて重たすぎるものは船便に回す。今回はあまりにも大きっくて重たすぎるので、翌日は船が出ることを見込んでの発送だそうです。

 今まで、加工されていないマグロそのものを購入したことはないので、解体するのも我が家で。

 骨についている身までもきれいにほぐして・・・

 今夜のディナーはマグロ尽くし。

 マグロ漬けタレ丼。

 カルパッチョ。白戸次郎さんは塩分摂り過ぎに注意!1日6グラム以下が理想的と医師に言われているので、減塩タイプのポン酢、オリーブオイル、ひとつまみのひんぎゃの塩、ブラックペッパーで調合。味見してみたら、減塩のポン酢はあまり、アクセントが出ない。そこで秘密兵器の登場。青ヶ島産の赤鬼辛を少々加えてみたら、ばっちり!私が味見して、これはいけている!と思ったものを出しているのに、白戸次郎さんは本当に味覚オンチ。味がないと言いつつ、醤油をかけようとする。もちろん、ストップ!をかけましたが・・・。
 これでも美味しいですけど、味を少し変えたいときは、切り刻んだ小ネギをかけて、マヨネーズをかけても良し。
 青ヶ島の釣師さん、本当にありがとうございます。至福のひとときでした!!

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