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まだ夜が明けないうちに羽田空港へ出発。6時10分頃、東の空から朝焼け。冬至の間は、小笠原の母島、千葉県の銚子、北海道の順に夜が明けるけれど、これから日本一早い夜明けを迎えるところは根室になります。
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両親は目から入る情報の認識力が少し低下しているので、私か、アテンダントさんの付き添いが必要になる。ANAさんだったら、手荷物検査場から機内の座席まで付き添いで案内してくれるので、私の見送りは手荷物検査に入らず、入口前まででよかったのに、JALは自分でと突き放され、終わり。何のために「シニアおでかけサポート」の窓口があるんだ!!役に立たず!!こちらからお手伝いが必要、と言っているのに、何なんだ!?とJALに苦情のメールを送っておいた。
自分で!と突き放されてから、手荷物を預けるのを忘れてしまい、いつの間にか手荷物検査場。ANAさんだったら、「大きなお荷物は預けておきますか?」とか、きめ細かなコミュニケーションをするけれど、JALはしていない。耳の聞こえない方には、もう少しコミュニケーションをするように努力しなさい!と言っておいたので、今後のサービス改善に期待。
私も手荷物検査場を通過するのは想定していなかったため、バックに金属に反応するものは申告していない。金属を反応するゲートを潜るのも、エラー。ダメ!!何度もやり直し。腕時計のバンドが金属製だから、それを外してX線を通したというのに、検査員が「あの・・・バックの中に金属反応がありますので、調べさせてください」と。「開けて調べるんですか?」ぐいぐい・・・とバックに手を突っ込み、調べまくり。すると、ミニ懐中電灯。あー、これ。職場の職員駐車場は街灯も全くなく、真っ暗。足元を躓かせないように、日没後は足元を照らすのに使っていた。
「原因はこれでしたね。もう1度通します」とX線を通すのも、私の顔を舐めまわすように見られ、「また、ありますよね?」とキロリ!
「もう~!!やましいものは1つも入っていないってば!!」 手帳・・・カード入れ・・・お財布・・と取り出した順に並べ、底にあったものは・・・「あっ!これ!!」← (韓国のチョッカラ (お箸))
(アンタ!韓国人か!?そんなもの持ち歩くなんて何者?)と思われてしまっては仕方がない。前の職場では、出前のしょぼい仕出し弁当。環境資源を大切にしましょうと割りばしを使わず、マイ箸。今の職場では、食堂付きで箸は備え付けのものを利用している。ついこの間、新しいところへ引越しした際に、マイ箸のチョッカラが出たので、「まあ、ここで使わないので、持ち帰るか」とバックにしまい込んだまま。
飛行機の安全運航のために、疑わしいものは徹底的に調べろ!という姿勢には、われら利用者も本当に安心します。しかし、私は検査場を通過して搭乗口まで見送るということは想定していなかったんですよ、JALめ!!!
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両親を見送ったあとは、やっとフリー。「ふらり」と旅をするといっても、遠いじゃないですかね~。
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まず、未乗区間の関西本線全線。
EX予約で博多行きの「のぞみ19号」の富士山がよく見えるE席側予約して、未発券前なら何度も無料で変更が効く。思いのほか、見送りが早めに終わったので、早めの「のぞみ」に変更するが・・・博多行きはJR西日本の車両に巡り合えるかもしれない。(JR西日本車両による台車亀裂が発生したにもかかわらず、他社のJR東海・名古屋まで運行させた問題もありましたが、JR西日本はもともと故郷のものなので、愛着がある)と、のぞみ17号を選択。予約直前なので、希望しているE席はぜーんぶ埋まっている。D席は稀でやっと12号車にあった。D席からでも富士山はかろうじて見える範囲だから、まあよしとするか。
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やってきたのは、JR西日本ではなくJR東海でした。残念。
自分の席は・・・と行ってみたら、E席は東京からの先客。太陽の光が当たるわけではないのに、窓にブラインドを閉め、スマホに熱中する20代前半思しい若い女性。(すいません、そこ座ります)と頭を下げながら挨拶するもシカトされる。富士山が見られないじゃないですかね、ブラインドを開けろよな、このクソ女め!!
左側(A,B,C席)の窓が太陽の光が差し込んでいてまぶしい。それでブラインドは閉めているので、車窓から見える景色は遮られている状態。
終点博多まで乗るときは、爆発しそうだけど、名古屋までならわずか1時間半の我慢。うちが座っているところは太陽が当たらない側なのに、ブラインドを閉めるなんて、隣人に気遣えよな!