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備後落合までの各駅

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 おそらく、開業当時のままで残されている野馳(のち)駅。ここまでは岡山県新見市で岡山県内最西端の駅。

 無人駅かなと思って、調べてみたら、なんと!!1930(昭和5)年11月25日開業当時の古い木造駅舎が現存。簡易委託駅なので、携帯車発機(※)による乗車券を発売している。
 (※)車掌さんの持ち歩く、ハンディターミナル型のPOS。切符はオレンジ色のレシートっぽいのが出てきます。

 野馳のとなりは、東城。ここから広島県に入ります。駅舎の規模は大きく、中心駅!?かと思ったら、現在は広島県庄原(しょうばら)市だけど、2005(平成17)年までは広島県比婆(ひば)郡東城町の中心駅でした。ここでも簡易委託駅、1日の利用者わずか11名。この駅に時刻表は・・・新見方面6本、備後落合方面3本!!1本でも乗り遅れると、次の汽車まで数時間も空きがある。


 7月20日は夏真っ盛り。キハ120の冷付きだけど、窓を全開すれば涼しそう。黄色い円状のものは、霊ではなく空気中を漂うホコリ。これに太陽のような強い光が当たると微小な光源になり、反射して映る。本当は小さなものだけど、奥の風景にピントを合わせようとしているので、小さなものが大きく映るケースはあります。
 湿度の高いところで撮影すると、オーブだらけに映ることもあるが、浮遊する水分にフラッシュをたたくと、微小な光源になる。霊的要素は全くありません。空気中を漂うホコリがまったくないところ、湿度の高いところではないところで撮影し、オーブが映っていれば、霊と関わりはありそうです。

 広島県の「備後八幡」駅。「八幡」の付く駅名は、全国に散らばっていて、多そう。まず、「八幡」の本家は、北九州市の八幡(やはた)駅。千葉県の総武線にも「本八幡」(もとやわた)。小田急線の代々木八幡(よよぎはちまん)。近所のボロ房線、八幡宿(やわたじゅく)。東北の花輪線にも八幡平(はちまんだいら)、松尾八幡平(まつおはちまんたい)。

 内名(うちな)駅。まるで沖縄の駅。沖縄の島言葉で、沖縄本島のことを「ウチナー」って呼ばれています。
 ちなみに、ウチナーンチュは沖縄人。内地(北海道から鹿児島)の人を「ヤマトンチュ」。

 小奴可(おぬか)という珍しい駅名。ここで「A」のシャツを着ている可愛い女の子と母親乗車。車内ではじゃきながら写真撮りまくりなので、キッズ鉄子さん。たぶん、ママ鉄の影響なのか、女の子も鉄道ファンのよう。
 ママ鉄とは・・・子供に鉄道に関するの絵本やオモチャを買ってあげたり、子どもも鉄道ファンに育てるという定義だと思います。

 道後山駅。道後といえば、愛媛県の松山市だというのに、何でここでも「道後」の地名が付くのか謎だらけです。

 あとで知りましたが、ここでも秘境駅にランキングされていました。
  
 ・時空を超えて のホームページで紹介されています。


 秘境駅とは知らず、撮りまくった友人に感謝。(笑)

 まもなく、次は終点、備後落合~!!の運賃表に表示されました。もう少し、光風明媚な風景が続く、汽車旅を続けたいけど、降りる準備。

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