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半家駅からの乗客ゼロ。下車は私たちだけ。「近永 → 半家」のマルス券を運転士さんに見せながら「お持ち帰りよろしいですか?」「うん、どうぞ」。
JR北海道のワンマンカーは切符のお持ち帰りを要求されると、無効扱いにする規律な運転士さんもいる。日付と運転士さんのシャチハタ押印。「本当はダメなんだけど、どうぞ」と言う運転士さん。どっちが正しいのかといえば・・・使用済であることをわかるように処理する前者のほう。
旅客営業規則第229条
「旅客は、その所持する乗車券類が効力を失い、若しくは 不要となつた場合又はその乗車券類を使用する資格を失った場合は、当該乗車券類を 係員に引き渡すものとする。」となっていて、乗車券をプレゼントするという条文はありません。
旅行の記念に乗車券を手元に残したいというリクエストが増えたため、再使用の恐れがない乗車券類に関しては、駅常備の無効印や、車掌さんのハンコを押したうえで引き渡している例がほとんど。ワンマンカーでも無効扱いのサインが欲しいのは確か。しかし、数秒間停車の行程表通りなので、そんなことをするよりも運転に集中したい。
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本当は平家のおちうどが、身元を明かさないように「平」の字を「半」にしてカムフラージュ。頭がはげているからという駅の由来ではありません。
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南国ムードが漂います。
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秘境駅ですな~、ここでも。
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Pocoおじさん。または、Pocoじぃ。傷心は永久的に忘れられないからな~!イタリア語で「Poco」は「少なめ」を意味する。