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なかふらの~中富良野。ラベンダーも間近

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 学田(がくでん)、鹿討(しかうち)は通過。鹿討駅。目を疑いました。鹿を討つ。「討」という字は「武器で殺す」という意味になる。半家と同じくへんてこりんな駅名。

 中富良野駅で数分停車。このような駅舎なので、きっと、みどりの窓口があって、フレームが黒い新型のMR52・・・と思ったら、無人駅ですっ!!ちなみに富良野線内でみどりの窓口があるのは「上富良野」と「美瑛」の2駅のみ。旧式のMR32型。

 窓がオープンなので、さすがに冬の間は使えないかも・・・と過日のブログに書きましたが、実際はストーブも置かれているので、冬の間でも出番はありそうです。

 ピンク色のシャツはJR北海道の車掌さん。臨時のノロッコ号なので、2人乗務。DE15のディーゼル機関士はドアが閉まっても、電車やディーゼルカーのように運転席のパネルに「ドア全閉」のランプが付かない。車掌さんと機関士さんの間でトランシーバーでのやりとり。ホームでの安全を確認し、ドアが閉まり、トランシーバーで「発車!オーライ!」機関士「ラジャー」ハンドルを引く。子供の頃何度も乗ったDD51けん引のオハ50に乗務中の車掌さんを観察。国鉄時代は「車掌」の赤い腕章。今でも、車掌さんという手話は国鉄の名残なのか、腕に腕章をはめている動作で「車掌」。「駅」も、切符にハサミを入れる動作で「駅」。昭和の古い手話なので、国鉄を知らない平成時代の若い人に引き継いでいるかどうか不明。

 JRになって30年目。今でも昭和の国鉄車両が走る稀少なもの。機関士さんはJR北海道の制服を着用。ほとんど機関車を操縦するJR貨物に委託するかと思ったら、JR貨物の職員は貨物のみ運べて、旅客を乗せてはならぬ、だそうです。機関車を操縦できる免許を持つJR北海道の職員が旅客扱い。今の時代、旅客を牽引する機関車が全国的に減少しており、今後も生き残れるか・・・!?

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