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しまんトロッコ号は「快速」と銘打っているわけではなく、通過駅が多く、実質「特別快速」。
江川崎駅を出ると、松丸、近永。その次はもう終点、宇和島に行ってしまいます。中央特快みたいに、新宿を出ると中野、三鷹、国分寺、立川、日野、豊田、八王子、もう終点、高尾という感じに。ここでは、近永駅で途中下車。
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ここで降りそびれると、17.4キロ先の宇和島までずーっと停まりません。
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鳴門までに切符だと逆戻りは区間外乗車になるので、高知駅で別途乗車券を調達。最新型のMR52型に更新されており、高知駅M51発行となっています。2台あって、1番窓口は51、2番窓口は52。
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この汽車に乗ります。「日本一遅い新幹線」、これも観光列車の鉄道ホビートレイン。キハ32を外覧を0系新幹線風にリフォームし、車内も0系で使われた実際の座席シートも装備。
JR四国はJR6社の中で唯一新幹線のない会社なので、四国でも新幹線は走っているんだぞ!と遊び心で作られたに違いない。
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運賃表も面白い。
下の方に注目。新幹線停車駅の東京・新横浜・小田原・熱海・・・・。東京まで運賃はいくらなのか表示されることはないと思うけれど、四国からだと「万単位」になるんですけれど・・・。
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前面の運転席。上の写真は後ろから撮ったものだけど、真正面は0系を再現した団子鼻もついています。改造費はなんと千万円っ!!です。