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やっと根室駅

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 バスは定刻通り、根室駅前のバスターミナルに入線。中標津空港からおよそ87キロ。14時15分に出発して、16時00分到着。バスの行き先は営業所なので、終点はここではないです。

 ずーっと念願だったところにやってきました!!以前、滝川発釧路行きの日本一長ーい時間をかけて運行される定期普通列車(キハ40の2両編成で運行され、列車番号は2427D、走行距離は308.4キロ。滝川を9時42分に出発して、釧路には18時01分着、根室行きの最終列車に乗り換えて21時42分。出発が9時42分なので、ちょうど12時間になります。
 いつかはこの汽車で根室本線全線完乗を目指そうと思っていたところ、2016年8月31日、猛烈な台風10号が北海道に上陸し、線路に土砂流入するなど水害。広域だった不通区間を少しずつ復旧させたが、空知川と平行するような東鹿越から新得間は鉄橋が流されるなど甚大な被災を被っており、JR代行バスで運行。1本の汽車で滝川から釧路まで乗り通すのは不可能になった。

 今の時間16時4分。16時09分発車まであと5分。それにしても1日の本数は6本っ!!
 日本最東端の「みどりの窓口」は5時20分から17時まで。私の憶測だけど、5時20分きっかり開ける、ということはなく、始発に備え、4時45分くらいには出勤して、駅を開ける準備。冬の間は待合室を暖かくしてお客さんを迎え入れるので、ストーブに火入れ。1日8時間勤務なので、朝早く来た駅員さんは13時33分発までが任務。通常の日勤は8時から17時までといったように2体制をとっているかも知れない。
 最東端だから、冬の間は積雪量もすごいだろうな~と思ったら、それほど積もっていなくて溶けた雪が凍結し、アイスバーンになるところが多いようです。今の季節はストーブがなくても大丈夫だけど、冬の間は5時31分発の汽車のために、朝はや~くから出勤し、待合室や事務室を暖める・・・ってことはさぞかし大変だろうな~。
 本州3社(東日本・東海・西日本)は朝5時31分のために駅を開けるなんて面倒。営業時間は8時から17時まででいいじゃないの!と片付くけれど、ここは朝5時20分に窓口を開けて、改札もやる。
 次は8時1分に到着する列車の集札。朝の3時間も空きがありますが・・・駅員さんどうしているのかなぁ?

 今日のお昼頃といえば、羽田空港。蒸し暑くって汗がダラダラ・・・と出て、4時間後は、21度の世界。半袖は少し肌寒いのか、駅員さんは冬服を羽織っていました。
 予約しておいたレンタカー屋さんが迎えに来てくれるはずなのに、いっこうに現れない。
 時間にルーズなのは沖縄が有名だけど、最東端の地もか!?17時までに行かなければならないところがあるのに、早くしろっ!!とここで待っていても無駄。
 さっき降りたばかりのバスターミナルのとなりに観光協会があったので、「〇〇レンタカー屋さんって、ここから近いですか?」
 「はい、歩いて3~4分くらい。レンタカーと名乗っているけれど、目印はガソリンスタンドです」と駅周辺の詳細地図に道順を書いてもらいました。「なんだ!近いんじゃないの!」と直接店舗へ。案の定・・・ネムロというのどかな土地柄なのか、私が予約していたこと忘れていたみたい。電話予約したのは5月の終わり頃なので、まあ、仕方がないか。電話番号を控え、駅から電話をかければ気づいて来てくれるはずだけど、私が利用しているのは「電話代行リレーサービス」。通話先との間に音声通訳のオペレーターが入る。今回は歩いて行ける距離だから、音声通訳を介しての電話をするよりも自分で行ったほうが早い。

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