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私が乗ったときは車内がかなりごった返し、駅に止まるたびに「すいません、写真撮らせてください」と人を退かすのも大変なので、じっと大人しく・・・。この画像は、午前中に先行した友人のカメラに入っていたものを拝借。
陸前稲井駅。「稲井」は人名に含まれており、正確な手話表現は「稲」+2本の指で重ねるように「井」だけど、駄洒落で「居ない」と表現する人もいる。
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次は、わたのは、渡波。駅の周りは住宅街になっていて、秘境駅ではなさそう。
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万石浦、まんごくうら~!!
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沢田駅です。この駅も人名に含まれていますね。
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浦宿。ここまで見ていると、ホームが新しくなっているのに気付きました。調べてみたら・・・東日本大震災が起きたときからおよそ2年間は代行バスで運行し、レールは不通区間。復旧工事を施し、浦宿まで部分復旧できたのは震災2年後の2013年3月。女川までは壊滅的な被害を受けたため、さらに2年の歳月がかかり、2015(平成27)年3月21日に全面復旧にこぎつけた。
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やがて・・・終点。女川駅。本当は200m先の女川港まで敷設してありましたが、現在は内陸側に移転。旧駅舎や廃車になったキハ40もありましたが・・・津波で女川駅ごと全部持っていかれてしまいました。駅舎はバラバラ流出し、キハ40は高台の墓地まで流れ着いたそうです。自然の脅威は凄まじいです。