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私のカメラには入っていませんでしたが、友人が撮ってきたカメラにはちゃんと入っていました!手前のゴミ箱が邪魔なんだけど、それを取り除けばパーフェクト!?
・室蘭民報 青春18きっぷPRポスターに母恋駅採用
青春18きっぷとは、学生の春休み、夏休み、冬休みに合わせて発売されるもので、1枚のチケットに全国のJR全線1日普通列車乗り放題が5回分入っていて、お値段は11,850円。(1日2,370円)。
2017年春季用の発売期間は2月20日(月)から3月31日まで。利用できる期間は、3月1日(水)から4月10日(月)まで。
原則として、JRの普通列車のみ乗れて、特急や新幹線に乗るときは18きっぷと特急券の併用は不可。やむを得ず特急に乗る場合は、その乗車区間の乗車券と特急券を購入する必要があります。券面に入鋏された日付で1日乗り放題なので、例えばJR北海道を回って、飛行機で福岡空港へワープ。到着した当日内であればJR九州も乗り放題。
特急しかない路線に18きっぷで乗りたいと思えば、自由席に限って乗車可能。たとえば・・・北海道の石勝線、新得から南千歳間のうち、普通列車が1本もない区間は新得から新夕張まで。89.4キロ、自由席特急券も無料~!!。乗車券のみ乗れる特例区間です。もしも、自由席で南千歳まで乗り通したいときは、あらかじめ新夕張から南千歳までの乗車券840円と、自由席特急券620円を用意すれば大丈夫です。用意できていない場合は車内の車掌さんに申し出れば発券してくれます。
新青森から木古内までは普通列車がなく、北海道新幹線のみ。18きっぷで乗るのに別途2300円の「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を購入すれば、乗れるですが・・・条件がかなり厳しい。津軽線で津軽二股駅(東日本の駅)まで行って、向かいの奥津軽いまべつ駅(北海道の駅)に乗りかえなければならない。津軽線のダイヤが非常に少なくて、あまり現実ではない。第三セクターに転換した「道南いさりび鉄道」込みのオプション券よりも、新青森から新函館まで乗車券と特定特急券セットで6700円出せば時間も短縮できそう・・・。北海道新幹線は本州に比べると割高感がするのは償還費も含まれているからでしょう。
相次ぐ新幹線の開業に伴い、平行する在来線が第三セクターに転換したところは18きっぷでは乗れなくなりましたが、例外もあるので、乗車前に1度ご確認を・・・。
上越線と信越本線をショートカットする北越急行ほくほく線もJRからそのままほくほく線に直通して、再びJRに入るダイヤがほとんど。18キッパーがほくほく線への支払いを失念する薩摩守がたくさんいるかも知れない。18きっぷが使える期間にほくほく線に車掌さんも乗務し、六日町犀潟まで全区間の運賃を徴収するとか徹底しておかないと!!
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JRも30周年記念。いつの時代のものなのか、下敷きに書かれていなくて、発足時にあった高千穂線(宮崎県)や、天北線(北海道)が削除されているので、おそらく1995(平成7)年あたりかも?
今はもうすっかり馴染みのあるロゴデザインだけど、国鉄の「JNR(Japan National Railways ジャパニーズ・ナショナル・レイルウェイズ)」から民営化後の日本鉄道、つまり「Nippon Railways」の「NR」も考案されていたこともありましたが、結局はJNRの真ん中、国有を意味するNationalを取り除いた Japan Railway、「JR」。北海道は「JR1」、東日本は「JR2」といったように数字で地域分けの案もありましたが、結局、JRロゴマークに各社ごとのコーポレートカラーを採用。
1987年3月31日 日本国有鉄道最終日。終電から翌日の始発までに北海道から九州まで国鉄マン最後の奉公。一斉に夜を徹して車両に「JR」マークを貼り付ける作業。車両はいつも変わらずの国鉄だけど、山陰本線のようなどんなに何もないローカル線でも始発から「JR」マーク付き。
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JR九州発足時の路線図。今は主要幹線だけは残し、枝分かれするようなローカル線は第三セクター化。
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国鉄時代なら網の目のような路線図だったというのに、JRに継承せず廃止されてしまったところがたくさん。30年の間に、江差線、留萌本線(一部)、歌志内線、名寄本線も消滅。これ以上スカスカにならないように北海道ご旅行はJRとレンタカー併用で~!!
【訂正】(2017年3月4日 9:20追加)
「青森と函館を結ぶ青函トンネルがないので、JR発足時のものだと思います」とお知らせいただきました。平成7年かなと思ったら、誤りでした。青函トンネルはJR発足1年後の1988年開通。30年前のものですが・・・高千穂線や天北線とかまだ動いているのに、廃線扱いなんて正確な資料じゃないですね・・・。